価値創出につなげる「Well-Being経営」

SCSKのWell-Being経営

社長メッセージ

Well-Being経営への変遷 ~「働きやすさ」から「働きがい」へ~

代表取締役 執行役員 社長 當麻 隆昭

SCSKグループは、「夢ある未来を、共に創る」という経営理念のもと、その実現に向けた約束の一つ目に「人を大切にします。」と掲げています。当社グループの最大の財産、かつ成長の原動力は“人”です。人材を資本と捉え、その価値を最大限に高める人的資本経営は、まさに当社グループの事業経営そのものといえます。この考えのもと、社員が安心・安全に仕事ができる働きやすい職場づくりに注力し、社員一人ひとりの健康は、本人やその家族の幸せと事業発展の礎である旨を「健康経営の理念」として定めました。この理念に基づき、当社は働き方改革や健康経営に積極的に取り組み、制度・風土の両面から職場環境の改善を進め、社員が持つ能力を最大限発揮できる基盤を築いてきました。こうした取り組みは、11年連続で「健康経営銘柄」に選定されるなど、働き方改革・健康経営の先進企業として社会からも高い評価を受けています。現在は、健康の維持・増進を目指す健康経営を土台とし、社員の能力を最大限に高めるとともに、仕事に対する充実感や働きがいの実感を通じてエンゲージメントを高める「Well-Being経営」へとステージを進め、取り組みを加速させています。

Well-Being経営の指針として定義した「SCSKにおけるWell-Beingの7つの価値観」に基づき、具体的な施策を展開することで、社員一人ひとりへの浸透と組織風土の醸成を図っています。今後は、「働きやすさ」から「働きがい」へと重点を移し、「やりがい」と「未来創造」に満ちた新しい企業風土の構築を目指します。社員一人ひとりが健康を大切にし、自分らしい働き方を実現しながら、未来に向けた新しい挑戦に前向きに取り組む環境づくりに、これからも力を注ぎます。

私たちは、Well-Being経営の実践を通して、個人と組織と社会がともに成長する未来を描いています。社員一人ひとりがWell-Beingの価値観と指標を理解し実践することは、社員のさらなるエンゲージメントを高め、主体的な貢献意欲を醸成し、企業の価値創出の原動力となり、ITの力で社会のWell-Beingを高める好循環を生み出してまいります。

代表取締役 執行役員 社長 當麻 隆昭
健康経営を超えて『Well-Being経営』へ 「働きやすさ」から「働きがい」へ