処遇・報酬制度
人材価値最大化の基盤となる人事制度
競争の激しいIT人材市場において優秀な人材の確保・定着を実現するとともに、社員一人ひとりが高い目標を掲げ、意欲的に挑戦できる風土の醸成を目指しています。そのため、社員の能力を適切に評価し、成果に報いる処遇・報酬制度を整備し、持続的な成長を支援しています。
人事制度の基盤には、キャリアパスに応じた複線型制度を採用しています。事業成長を担う経営・マネジメント人材には「GM職掌」、専門性と成果をダイナミックに評価するプロフェッショナル人材には「基幹職掌」を設け、それぞれの期待役割に応じた育成と処遇を実現しています。多様な人材が能力開発に取り組み、自律的に成長できる環境づくりを進めています。
さらに、高い市場価値を有し事業成長に寄与する優秀な人材の確保・育成に向けて、専門性認定制度の上位レベル認定者には専門性認定手当を支給しています。また、年収3,000万円超の処遇が可能な「ADV職掌」も設け、戦略的な人材拡充を図っています。
優秀な人材確保および社員エンゲージメントをさらに向上させるため、直近2年間では、2024年7月に全社平均で6.1%、等級別の平均では最大10%程度の報酬水準の引き上げを実施しました。2025年7月には例月給与を全社平均で15,000円引き上げ、昇格・評価に伴う昇給と合わせ全社平均で5.2%の報酬水準の引き上げを行いました。新卒採用者の初任給についても月額10,000円の増額を実施しています。
今後も、急速に変化する事業環境を見据え、事業戦略や市場価値に応じた柔軟な処遇設計と、上位職務への挑戦を促す人事制度の進化に取り組んでまいります。
