働き方改革

人を活かす会社の取り組み

会社が中長期的に成長し続けていくためには、すべての社員が健康でいきいきと、やりがいを持って働けることが大切です。SCSKでは、その環境づくりに組織一丸となって取り組んでいます。経営トップの強いリーダーシップの下、業界でいち早く残業時間の削減と有給休暇の取得率向上を中心とする働き方改革に挑戦してきました。その成果は着実に表れており、今もなお進化を続けています。

働き方改革2.1の取り組み

人を活かす会社の取り組み

SCSKでは、「働き方改革」という言葉がまだ普及していない2012年から、効率的で柔軟な働き方の実現を目指して継続的に取り組んできました。

2020年からは、これまで以上に変化が激しく将来の予測が困難な社会情勢・事業環境を考慮し、より生産性の高い業務の推進やリモートワークを中心としたオフィスの在り方・ロケーションの戦略を立案し、実行していく「働き方改革2.1」に着手しています。こうした取り組みを通じて社員の心身の健康と仕事へのやりがいを高めることが、お客様へのサービス価値向上やステークホルダーの皆様への利益還元につながるものと考えています。

より効率的に働く「スマートワーク・チャレンジ」と新しい働き方を目指す「どこでもWORK」

働き方改革の全体像

2013年4月からは、全社施策として「スマートワーク・チャレンジ20」をスタートさせ、有給休暇取得日数20日(100%)および月間平均残業時間20時間未満を目標として各種施策を実践しています。

改善に向けた具体的な取り組みを各部署で検討、実践するなかで、職場におけるコミュニケーション活性化やチーム・組織力の向上といった効果も現れており、さらなる創意工夫につながっています。

2016年からは、「いつでもどこでも働ける」新しい働き方の実践・定着を目指し「どこでもWORK」を開始しました。「どこでもWORK」では、「リモートワーク」「ペーパーダイエット」「フレキシブルオフィス」の3つの施策を展開しています。今後は仕組みや環境面をさらに改善し、時間や働く場所にかかわらず「成果を重視する」意識を高めていくことを推進していきます。

より効率的に働く「スマートワーク・チャレンジ」

2013年4月から「スマートワーク・チャレンジ20(スマチャレ20)」という取り組みを実施しています*。「より効率的(スマート)に働き(ワーク)、目標(有給休暇20日取得、月間平均残業20時間未満)に挑戦する(チャレンジ)」ということからこの名称が生まれました。

この施策では、各部署で主体的に業務を効率化する取り組みを進める一方、削減した残業代を全額社員に還元することを前提に、残業削減・休暇取得の目標を達成した際に支給する達成インセンティブ(特別ボーナス)や残業の有無にかかわらず20時間分の残業代を毎月支給する固定残業手当、年次有給休暇を100%取得した後の不測の事態に付与するバックアップ休暇、飛び石連休の間の平日などに設定する全社一斉有休日(年次有給休暇の計画的付与)、スーパーフレックスの導入(コアタイムの廃止とフレキシブル時間の拡大)、時間外勤務時間数により段階的に承認者が上位役職者に切り替わる認証ルール(課長~社長)など、さまざまな仕組みも導入してきました。

残業削減と有給休暇取得をセットにして推進したことで、残業削減、有給休暇取得の両方を同時に大幅改善することができました。

*2015年度から「スマートワーク・チャレンジ」に名称変更。また、達成インセンティブは同年度に廃止し、月次手当に移行。

新しい働き方を目指した「どこでもWORK」

SCSKは「いつでもどこでも働ける」新しい働き方の実践・定着を目指し、「どこでもWORK」を開始しました。自宅やサテライトオフィスなどでの勤務を推進する「リモートワーク」、リモートワークの阻害要因となる紙を印刷と保管の両面から削減する「ペーパーダイエット」、座席を固定化しないフレックスアドレスのほか、集中席やファミレス席などを導入し、多様な働き方ができるオフィスをつくる「フレキシブルオフィス」の3つの施策を展開しています。

2016年度より段階的に対象組織を拡大し、課題の洗い出しと対策を行った後、2017年度に全社展開しました。また、経営層から繰り返しメッセージを発信し、成功事例を横展開するなど、「どこでもWORK」を実施しやすい就業環境を構築しています。

「テレワーク・デイズ2019」では実施期間中に5割を超える社員が、また、今年度は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣発令時に、平均7割を超える社員が在宅勤務を実施しました。

今後は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策だけでなくリモートワークなどの柔軟な勤務を常態としながら、事業戦略と働き方やオフィスの在り方を統合して高い生産性と働きがいを実現する更なる「新しい働き方」を推進していきます。

「どこでもWORK」概念図

働きやすい職場づくり

SCSK働きやすい職場づくり委員会

本委員会(e-workコミュニティ)は、職務や所属、役職に関わらずSCSK社員全員が参加する組織です。経営と委員会の相互信頼をベースに、働きやすい職場環境の形成や働きがいの向上に寄与することで、自己の成長を促すとともに会社の発展に貢献することを目的としています。
労務管理に関わる社員代表としての機能を持つほか、社員間のコミュニケーション活性化、福利厚生の充実などに関わるさまざまな活動に取り組んでいます。

委員会の主な活動内容

1
働きやすい職場環境づくり、協定締結に関すること
2
健康で安全な職場の維持・向上に関すること
3
働きやすい職場環境づくりにおける、社員の相談に関すること
4
ワーク・ライフ・バランスの充実に関すること
5
親睦、余暇活動に関すること
6
レクリェーション活動に関すること
7
互助活動に関すること

ポジティブ・オフ運動

ポジティブ・オフ

SCSKは、働きやすい職場づくりを目的とした有給休暇取得推進の取り組みとして、観光庁、内閣府、厚生労働省、経済産業省が共同で提唱・推進する「ポジティブ・オフ運動」に賛同しています。

社員意識調査

SCSK働きやすい職場づくり委員会(e-workコミュニティ)では、働きがいのある企業風土、働きやすい職場環境をつくるための取り組み検討の基礎情報として、仕事、職場環境、会社の取り組み等に対する社員の意識調査を2012年以降、毎年実施しております。
質問項目には、経営理念と行動指針の浸透度や、職場環境、評価制度、ワーク・ライフ・バランス等に関するものが盛り込まれ、実施の結果、集まった意見や要望については、同委員会(e-workコミュニティ)を介して、今後の働きやすい職場環境づくりに活かしていきます。

具体的な従業員満足度のデータについては、労働慣行ページの「従業員満足度」をご覧ください。

すべての人材が能力を最大限発揮できる組織文化づくり

働きがいの向上への取り組み

働き方改革のさらなる進化へ

事業環境の著しい変化を背景に、SCSKグループの2030年の目指す姿である「共創ITカンパニー」の実現にあたっては、働きやすさだけでなく、働きがいの変革も不可欠であると考えています。

働き方改革のパイオニアとして、また社会の基盤を支えるITサービス企業として、社会に共創的な価値を提供していくために、社員一人ひとりが自律的に成長し、高い働きがいを持てるよう、これまで以上にすべての人材がその能力を最大限発揮できる組織文化づくりに取り組んでいきます。

コロナ禍での人材マネジメント

採用活動や人材育成については、対面とオンラインの組み合わせによる時間と場所にとらわれない機会提供へシフトしています。採用活動では、インターンシップから面接までの全選考プロセスをオンラインに切り替えることで、海外を含め遠方の学生がエントリーしやすくなり、多様な人材の確保が促進されています。新人研修ではグループワークを要する一部の研修を除き、原則リモート環境で実施するなど、従来は対面で実施していた研修プログラムの90%をオンライン化し、教育機会の提供を継続しました。

今後は、対面とオンラインのそれぞれの良さを活かした採用活動、人材育成を進めていくことで、多様な人材の確保と育成に取り組んでいきます。