PureFlowAS1 / ASX
企業ネットワークの高パフォーマンス化を実現

近年のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に伴い、クラウドサービスやIoTなどのデジタル技術の利用が拡大し、産業における省人化や自動化の動きが加速しています。これにより、ネットワークの重要性がますます高まっています。
PureFlowは業務の要件に応じて通信環境を最適化し、通信品質の向上を図ります。また、遅延やパケットロスなどの通信状況を常時監視することで、障害の予兆を検知し、障害発生時の原因調査の迅速化を支援します。
PureFlowAS1 / ASXの導入効果
高精度シェーピングで通信品質を改善

バースト状に送信されるパケットは、ネットワーク機器のバッファに格納できずに廃棄されてしまい、通信品質を劣化させる可能性があります。PureFlowAS1 / ASXは、独自開発した高精度シェーピングエンジンにより、パケット送信間隔を調整することで、トラフィックを平滑化して安定した通信環境を構築できます。
マイクロバースト抑制によるパケットロス低減

高性能サーバや映像のエンコーダ装置は、マイクロバーストを送信しやすく、ネットワーク内でパケットロスを引き起こします。PureFlowAS1 / ASXは、大容量のパケットバッファを持ち、マイクロバーストを抑え、パケットロスの発生を低減します。
高精度な帯域コントロール、4階層の帯域マネジメント
アンリツ社独自の帯域制御エンジンと階層化技術により、アプリケーションごとに必要な帯域を適切に割り当て、通信品質を向上させます。これにより、サービスにおけるエクスペリエンス(QoE)が向上します。

ドメイン名によるクラウドサービス/SaaSの制御・安定化(ドメインフィルタ機能、SNI識別機能)
IPアドレスやポート番号が固定していないサービスに対し、指定のドメイン名で分類条件を設定することができます。これにより、SaaSをはじめとするクラウドサービスにおいても安定運用を図ることができます。

通信の可視化(オプションソフトウェア)
モニタリングマネージャ3を活用いただくことでトラフィックを分析・可視化し、状況把握や障害発生の推定・検証が可能です。トラフィックレートのほか、TCPパケットロス、特定フローのRTTなど、様々な統計情報を監視することができます。これにより、運用状況の把握や障害発生予兆の推測など、安定した運用を実現するための統計情報として役立ちます。
