SCSKの働き方を語る

仕事と家庭のバランスを取りながら、長く働き続けている社員が多いSCSK。
社員一人ひとりは、会社のどんな制度をどのように利用して、仕事と家庭を両立させつつ、仕事に取り組んでいるのでしょうか?
育児休業制度利用者に経験談を語ってもらいました。

記事内の情報は2023年度取材当時のものです

育児休業制度を
2回利用
E.U.
SCシステム事業本部
システムマネジメント第二部 課長
社会工学部卒業|2004年入社
育児休業制度を
1回利用
N.M.
Nextデータセンター事業本部
セキュアコネクトサービス部
社会情報学部卒業|2015年入社
育児休業制度を
1回利用
A.I.
産業ソリューション事業本部
産業ソリューション第三部
政治経済学部卒業|2016年入社

Q1 育児休業制度をどのように利用したか、
教えてください。

A.I.

妻が出産後、1週間利用しました。産後1カ月間、妻が一人きりにならず、必ず誰かがついていられるよう家族と調整の上、取得しました。具体的には、1週間の入院を経て、退院直後は私が夏季休暇として1週間休みを取り、翌週はお義母さんが自宅へ来訪、翌々週に私が育児休業制度を利用しました。短い期間ではありましたが、妻が出産直後のいちばん不安で体力的に辛い時期に近くで支えることができて、とても良かったと思っています。

N.M.

2021年の春から11カ月間、利用しました。周りはもちろん、同期ですでに利用している人もいたので、育休に入る際の不安はあまりありませんでした。約1年、育児だけに専念することができて、ありがたかったです。

E.U.

私は2012年の冬からの14カ月間、2014年の冬からの13カ月間と2回利用し、2回とも育児期間を堪能できました。でも、N.M.さんと違って、私の時代は育児休業制度を利用している人自体が周りにあまりいなくて、育休に入る前は、どうなるんだろうという不安が多少ありましたね。

N.M.

出産を機に退職するという選択肢もあったのでしょうか?

E.U.

全然なかったです。当時の上司は私の妊娠中から、体調が悪い時に気を遣ってくれたり、インフルエンザが社内で流行った時は「別の拠点で働きなさい」と配慮してくれたりと、全面的に寄り添ってくれました。かつ育休を経て私が復帰するのは織り込み済みというお互いの暗黙の了解があった感じでしたね。

N.M.

今では女性社員だけではなく、男性社員が育休を取得するのも当たり前になってきましたよね。

E.U.

私の部署では、直近で1カ月間取得予定の男性社員がいますよ。

N.M.

私の部署でも3週間くらい取得していた男性社員がいます。事前に相談して仕事との調整を図れば、長期で取得することも可能ですよね。

A.I.

私の上司は、自身は世代的に育休を取得していないながら、「奥さんのためにも子どものためにも、やれることはやってあげなさい」と言ってくださって。営業なのでお客さまとの調整は大変ではあったのですが、そこは上司が代わりに対応しておくからということで、快く育休に送り出してくれました。

N.M.

私が復帰にあたって安心できたのは、職場復帰セミナーで先輩ママさんのお話を聞き、復帰後のイメージをつかめたこと。復帰後は周りのサポートを受けつつ、働いていけるだろうなと思うことができました。

E.U.

職場復帰セミナーでは、先輩ママさんたちと仲間づくりができたのが収穫でした。そういえば、子育てカフェもあって、ママさん同士、情報交換もできて。当時は同じ部署に先輩ママがなかなかいなかったので、そういう機会を会社が設けてくれたのかなと思います。

Q2 育休取得後、
仕事と家庭をどう両立していますか?

E.U.

育休から復帰後の1年間、9時〜16時の短時間勤務を申請していました。わが家は上が双子だったので、そもそもカオスでしたが(笑)。それでもなんとか乗り切りました。

N.M.

私も、復帰後2年目の今も短時間勤務を申請しています。
出社する時は9時〜16時半の短時間勤務をしたり、在宅の時は少し長めに働いたりと、様々な働き方を組み合わせることで柔軟に働くことができています。

A.I.

子どもが1歳半になる頃までは夜泣きもあり、妻と交代で1時間おきに起きるという状況で、寝不足から次の日の仕事が辛かったんですよ。そこで子どもが生まれてすぐは特に、フレックスタイムを利用して、状況に応じて臨機応変に勤務時間を調整していました。また、当社のフレックスタイム制は、「スーパーフレックス」と言ってコアタイムがないため、自分が働きやすいタイミングで働くことができて助かっています。

E.U.

スーパーフレックスは本当に便利ですよね。学校の授業参観やPTAの用事でも、丸々1日休みを取るのではなく、「休憩」で参加して仕事に戻ってくることができます。

N.M.

「子の看護休暇」があるのもうれしいです。年次有給休暇とは別に、特別休暇として付与されるので、気持ちに余裕が持てます。また「両立支援休暇」も助かりました。家族の看護や介護の他、子どもの疾病予防や学校行事の際に利用したいですね。

A.I.

今は、子どもが病気で保育園に預けられない際、半日休暇+在宅勤務(リモートワーク)といった形で対応できていますが、今後有給休暇が足りなくなるようなことがあれば、「子の看護休暇」を活用しようと思います。

N.M.

私がいざという時に利用したいなと思っているのは、病児保育やベビーシッターの補助金が出る「育児費用補助」です。会社のいろんな制度を駆使して、うまく仕事と育児を両立していきたいと考えています。

E.U.

2回目の育休からの復帰後、うれしかったのは、短時間勤務ながらプロジェクトマネージャーという重要な仕事を任せてもらえたことです。たまたま私の他に適任者がいなかったというのがあったのかもしれませんが(笑)。2回目ということもあり、自分自身、限られた時間の中で効率よく仕事を進めるスキルが身についていたようにも思います。子育て中にもかかわらず、やりがいのある仕事を続けることができました。

N.M.

3人のお子さんがいて、プロジェクトマネージャーを務めるなんてすごい!

E.U.

2回目の復帰は2015年で、その頃から在宅勤務のトライアルが始まっていて、それを利用できたのも大いに助けになりました。

N.M.

私は、復帰後1年間はサブメンバーみたいな感じで慣らし期間を過ごし、その間に効率的に仕事を進めるやり方がわかってきて。2年目から、以前のようにメイン担当として任せて貰えることが増えてきました。

E.U.

MBO(Management by Object)、CDP(Career Development Planning)で定期的に働き方について上司と相談でき、プライベートの状況、キャリアビジョンに応じて、自分が望む働き方を選択できるのは、SCSKで働く大きな魅力ですね。

N.M.

MBO、CDPとは別に、上司との1 on1面談もあって、今後について話せる機会が多いのもありがたいところ。私の上司はお子さんが二人いる方なので、私の家庭の事情もよくわかっていただけます。

Q3 今後のビジョンや目標、
理想の姿を教えてください。

E.U.

現在、子どもは中学に入ろうという時期。親と子の関わり方は変わってくると思います。その変化にあったワークライフバランスをとって、自分なりに1年1年成長し続けることが理想です。年を重ねても、成長を続けられる環境がSCSKにはあると考えます。

N.M.

私もその時々の子どもの成長に合わせて、自分でベストな働き方を考えながらやっていきたいです。今後、二人目の出産でまた育休を取得することがあれば一人目の時より両立が大変になるかもしれませんが、その時はまた働ける方法を見つけて、働き続けられるようにしたいと思っています。そのために必要な準備としては、子どものことで突然の休みをいただいた際も理解してもらえるよう、社内はもちろん、お客さまにも信頼していただける関係性を常につくっておくことが大切だと考えています。

A.I.

私も育児を妻任せにせず、何かあったら自分も休めるよう、前もって社内やお客さま対応を調整できるようにしたいと思います。実際、子どもが生まれるまでは、期限ギリギリまでに仕事をするスタイルでしたが、今では何かあった時に休めるよう、余裕を持って仕事をするよう心がけています。実はそろそろ二人目がほしいなと、妻と話をしているところ。「今度、育休を利用する時は1カ月以上取ります!」と職場で宣言しています。

N.M.

SCSKは制度が整っているのはもちろん、その制度を利用している先輩方が男女問わずにいるので、育児と仕事を両立して働ける環境であることは間違いなし。働き続けたいと思える会社に出会えたことに今、幸せを感じています。

E.U.

SCSKは人を大事にする会社ですし、それぞれのプライベートの状況も含めて、今何ができるのか、今後どうなれるのかを一緒に考えてくれる会社。共に働く仲間を尊重し合える会社を求めている方に、SCSKはおすすめです。

A.I.

私は入社時から今まで、そしてこれからも、育児と仕事のどちらも全力で取り組める人間であることを目指しています。
ただそれは自分一人で実現できるものではなく、家族や上司、同僚の協力があってこそ。周囲の人たちへの感謝の気持ちを常に忘れないことを肝に銘じています。そんな私と同じような想いを持って働いてくれる方の入社をお待ちしております!