ビジネスクリエータとして、 0から1を生み出し、 新たな価値を付加する事業へ 育てていく。

ビジネスクリエータとして、 0から1を生み出し、 新たな価値を 付加する事業へ 育てていく。

ビジネスクリエータ
M.S.
ソリューション事業グループ
ProActive事業本部
ビジネス推進部 部長
経済学部卒業|1993年入社

記事内の情報は2023年度取材当時のものです

学生時代の経験と、
SCSKの入社動機は?

中学時代にプログラミングの魅力にはまり、大学時代はゼミの研究テーマの一環で、自動車業界をモデリングして、シミュレーションゲームを仲間と共に開発しました。こうした経験から、プロジェクトで共同して“ものづくり”を実現できるSIerやソフト開発などのIT業界を志すようになりました。
数あるIT系の会社の中で当社に入社したのは、人と出会える機会が多くあると思ったからです。事業本部のメンバーだけでなく、協業する色々な企業の方やビジネスパートナー企業の方など多くの出会いがあります。さまざまな方と出会い、刺激を受け、自分を成長させる環境があることは当社の大きな魅力でした。他にも、人事部の多様な情報提供を含めた丁寧な対応や、大学OBの方が「若い会社だからどんなことにも挑戦できる。一緒に盛り上げていこう!」と親身になって誘っていただいたこと、それから、会社所在地が自宅から近く、通勤時間が短いことも決め手の一つでした(笑)。

Column

私のCareer History

1年目

国際金融システム部

当社が国内の総代理店となっていたSWIFT(国際銀行間金融通信協会)が提供している国際送金システムを担当。当初はシステムのことだけ知っていればいいだろう、と思っていましたが、顧客から「銀行業務がわかると信頼度が上がる」とアドバイスされ、真剣に金融について勉強しました。

6年目

国際金融システム部

プログラミングをやりたいと言い続けてきた希望が叶い、開発チームのリーダーに就任。2001年には、SWIFT連動型貿易金融処理システムの新バージョンの開発プロジェクトを担当。プロジェクトマネージャーとしての苦労と喜びを知りました。

10年目

営業企画部

データ形式が異なるシステムを連携させるEAI(Enterprise Application Integration)を中心とした開発業務を担当。開発元があるロサンゼルスでトレーニングを受け、新規顧客獲得の営業活動を展開する一方で、新規事業の可能性を探るマーケティング活動を行いました。

11年目

ProActive事業部

新バージョン「ProActive E2」のリリースに合わせ、ビジネスパートナーを担当する営業として参画。2005年からは営業企画という立場で、司令塔として新しいビジネス企画のかじ取りに取り組みました。

25年目

ビジネス推進部

「ProActive E2」に代わる次世代ProActiveの刷新プロジェクトを担当。コンセプトの検討から事業計画の立案、ピーク時には300名体制の大型開発プロジェクトのマネジメントまでを統括し、ビジネスクリエータとしてのスキルを磨くことができました。

現在の仕事内容と、
そのやりがい・魅力は?

ERP※ソリューション「ProActive」のビジネス企画や事業戦略の推進、事業経営に携わっています。私の立場は、ProActiveビジネスに関わる開発部隊、サービス提供部隊、営業部隊の意見などをとりまとめながら、戦略を練り、課題があれば中心となって解決していく司令塔の役割です。日々、市場のトレンドや顧客ニーズを分析し、我々の持つシーズを武器に、どのような戦略を描けるか、どのような付加価値をお客さまにお届けできるかを考え、計画し、推進しています。事業の目的は、当社とビジネスパートナー、ユーザー企業のそれぞれが幸せになることですが、思惑や立場の異なる3者すべてが幸せになる戦略を見出すのはとても難しいことです。しかしながら、苦労しながらも最終的にシステム稼働本番を迎え、「よくやってくれた!」という言葉を聞けたときの喜びと充実感は何ものにも代え難く、それまでの苦労が吹っ飛びます。
仕事を進めるにあたって心がけていることは、万全の準備を整えることです。SWIFTの導入を担当していた頃、顧客先でのアップデート作業中に新しいプログラムにエラーが発生し、元のバージョンに戻そうにも、そのためのDATテープが見つからず、元に戻せないという事態に陥ったことがあります。結果的には、自社に保管していたバックアップのDATテープを緊急輸送してもらうことで事なきを得ましたが、以来「不測の事態は必ず起きる」と認識した上で、何手も先を読み、何通りものリカバリープランを計画するようにしています。 ※ERP:Enterprise Resources Planningの略で、企業全体を経営資源の有効活用の観点から統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念のこと。

Column

あってよかった制度

フレックスタイム制

翌週の作業ボリュームが多くなることが事前にわかっている場合には、その分、今週の作業時間を調整して早めに上がり、翌週に備える、という調整がしやすいです。また、午前中に子どもの学校行事に参加して、午後から仕事といったことも可能です。

リモートワーク

フレックスタイム制と組み合わせることで効果は倍増します。リモートワークなら子どもを送るだけでなく、お迎えも悠々。また仕事に集中できるので、企画の検討や資料作成などはリモートワーク時に行うようにしています。

健康わくわくマイレージ

1日の必要歩数を計画して歩く習慣がつきました。他にも健康に良い行動をし、記録するだけでポイントがもらえるので、健康増進のモチベーションにつながっています。

私の“学び”紹介

情報収集やアイデアを創出するために、新聞は毎日読みます。電子版も利用しますが、俯瞰的に把握するには、やはり紙の新聞は手放せません。またマーケティングに関する知識の研鑽のために、課のメンバーと一緒にアプリを使用した学習を実施中です。月に一回はメンバーとの共通言語化ミーティングを行い、自身だけでなく、メンバー全体のスキルアップ向上に取り組んでいます。

今後のキャリアにおいて、
目指す姿や
挑戦したいことは?

SCSKにはビジネスクリエータと呼ばれる社内資格があり、私は全社で70名ほどいるうちの一人です。ビジネスクリエータの役割は0から1を生み出すこと、あるいは既存のビジネスやサービスに新たな価値を付加していくことです。これまで営業からシステム開発の最前線、ビジネス企画、事業戦略の推進まで、さまざまな経験を積ませていただきました。これらのキャリアで培った経験や知識、スキルをフルに活用して、今後も新たなビジネスの創出に力を尽くしたいと考えています。
現在でも、事業戦略を立案しリードしていく、やりがいのある重要な役割を担当していますが、ゆくゆくは、自身が責任者としての立場でビジネスをリードしていくこと、そして事業経営をしていくことに挑戦したいですし、目指しています。

Column

1日のスケジュール

09:00

出勤

メールチェック・TODOリストの作成。

09:30

会議

注力すべき営業案件の進捗状況の確認や対策を検討。

10:30

会議

部長・副部長を対象とする会社および本部の情報共有。

11:30

昼食

情報誌などを読みながら、持参した愛妻弁当でお昼ごはん。次の予定までに余裕があれば、ネットで世の中のトレンド情報の収集も。

12:30

会議

製品の開発状況の確認や課題に対する対応を検討。

14:00

会議

ビジネスを推進する上での営業やマーケティング施策の確認や課題に対する対応を検討。

15:00

会議

当部の課長を対象として部長会での情報の共有や各課の運営状況の確認や対応を検討。

16:00

会議

チャネル開拓や周辺ソリューションとのアライアンスについての進捗状況の確認や対応を検討。

17:00

事務処理

経費処理などを実施。

17:30

退社

ひと駅分歩いて毎日1万歩への取り組み(雨の日も雪の日も…)。

学生へのメッセージ

就職活動という限られた時間の中で、多くの企業の業務内容や特徴、職場の雰囲気を把握するのは、確かに大変なことです。しかし、この過程は自身の直感力を養う絶好の機会でもあります。その直感を信じ、自分にとって最適な答えを見つけてください。仕事の内容はもちろん重要ですが、「人」はさらに重要な要素となります。会社は「人」によって成り立つものです。その「人」との出会いが自身の成長を促す原動力となります。就職活動を新たな出会いのチャンスと捉え、積極的に楽しんで取り組んでいただきたいと思います。当社はさまざまなビジネスに取り組んでおり、豊富な経験を積むことが可能です。もし縁があって、共に働くことになれば、仕事を通じて、共に夢ある未来を創り上げていきましょう!