各部署での経験を糧にしながら 学生時代からの目標である 海外駐在を目指す。

各部署での 経験を糧にしながら 学生時代からの 目標である 海外駐在を目指す。

APスペシャリスト
N.M.
金融事業グループ
金融システム第一事業本部
銀行システム第六部
経営学部卒業|2018年入社

記事内の情報は2023年度取材当時のものです

学生時代の経験と、
SCSKの入社動機は?

北米に留学するなど海外志向が強かったので、就職活動では「海外とのつながり」を軸にし、特に業界を絞らずさまざまな企業をまわっていました。そんななか、大学で開催された説明会でSCSKの存在を知りました。それまでの私はIT業界に対して「デスクワーク中心で物静かな職場」という偏見を抱いていましたが、話を伺った社員の方が明るくオープンだったので意外に思い、興味を持ちました。以降、リクルーター面談や座談会を通して多くの社員と交流しましたが、出会った誰もが気さくに接してくださったので、より強く惹かれるようになりました。
面接時には、海外駐在を経た後に国内で海外案件のリーダーを務めていらっしゃる方の経験談を伺い、軸としていた「海外とのつながり」もイメージできました。社員の人となりが自身の性格にフィットしていたこと、海外勤務に挑戦できる可能性があることが決め手となり、SCSKへの入社を決意しました。

Column

私のCareer History

2年目

システム開発部

入社後は地方銀行を担当するチームに所属。お客さま先へ頻繁に出張しながら後輩とともにウイルスソフト導入に臨み、職務の責任の大きさを実感しました。

3年目

営業部

顧客企業向けの企画立案を担うセクションに異動。所属中に社内の事業提案制度に応募して「金融の共感大賞」を受賞し、自信をつけることができました。

4年目

システム開発部

地方銀行の担当チームに復帰し、基盤システムのプロジェクトリーダーを任されました。要件定義をうまくまとめられず、定例会議を長引かせてしまったのは苦い経験です。

5年目

銀行システム第六部

東南アジア出張を経験。海外の金融市場に触れられたほか、海外拠点に駐在している社員との交流を通じ、海外とつながりたいという学生時代からの想いを再確認しました。

現在の仕事内容と、
そのやりがい・魅力は?

現在は、メガバンク向けのシステム開発・保守部門に所属し、行員や銀行の法人顧客を対象にしたWEBシステム開発のプロジェクトリーダーを担っています。お客さまから寄せられるご要望のなかには、実現可能性が低い難題もありますが、単に「できません」と返すのでは自身の存在意義がありません。予算やお客さま側の意思決定プロセスを踏まえたうえで代替案に想いを巡らせることになりますが、ここに最も苦心しています。
半面、自分の頭で考え抜いた末にご提供できたシステムについて「使いやすくなった」「以前よりわかりやすい」などの反響をいただけた際には、心から頑張ってよかったと思えます。これが働くうえでの大きなモチベーションですね。
なお、入社2年目にアプリ開発を担当した際、入力項目の設定を間違え、他部署に異動してからミスが発覚したことがあります。担当を引き継いだ先輩に多大な迷惑をかけてしまった反省から、自分の職務についてセルフチェックする際は、初見のつもりで臨むように心がけています。

Column

あってよかった制度

WELBOX

SCSKが外部委託している福利厚生サービスです。研修プログラムやレジャーなどメニューが多彩で、私はビジネス英語の研修を受けたり、優待券を使って姉とテーマパークに行ったりしたことがあります。今後は、旅行のメニューも使ってみたいですね。

フレックスタイム制

現在の職務は、時期によって忙しさに波があります。主に落ち着いている期間に利用して、運転免許証の更新やペットの予防接種などに充て、時間を有効活用しています。

私の“学び”紹介

海外に関わる職務に就きたいと希望しているので、日常的にラジオの英語放送を聞いたり、英会話教室に参加したりと、英語力強化に努めています。また、自分のなかで1年にひとつ資格を取ると決め、「基本情報技術者」「応用情報技術者」「ビジネスキャリア・検定」などを取得してきました。今後も、職務で培った経験の証明として資格取得に挑戦していきたいです。

今後のキャリアにおいて、
目指す姿や
挑戦したいことは?

冒頭でも触れたとおり、いずれは海外に生活拠点を置いて勤務したいと考えています。日本では得られない経験を重ねることで、職務能力や人間性を高められると思うからです。
2022年に東南アジアへ出張した際、現地に駐在している社員から、現地採用の従業員を率いる苦労ややりがいについての話を聞くことができました。とても感銘を受け、私も日本で培った知識や経験、ノウハウを海外に伝えたいという想いを抱くようになりました。そのためには、多くのメンバーを率いられるようなリーダーシップを磨く必要があると思っています。これまでも、異動によって重ねた多様な経験が糧になっているという実感があるので、日々の職務を通じて自力を高め、目標実現につなげたいと思います。

Column

1日のスケジュール

09:30

出社

メールをチェックし、チームメンバーの進捗状況や当日やるべきことを確認。

11:00

顧客企業と定例会議

担当案件の進捗状況を報告し、今後のテストに向けて必要事項を確認。

12:30

昼食

社食やオフィスが入っているビル内の飲食店で同期とランチ。

13:30

資料作成

現在担当している案件を進めるうえで、顧客企業に提出するための資料を作成。

17:00

チーム内会議

現在の進捗状況をプロジェクトマネージャーに報告。

18:00

1日のまとめ

社内システムに、当日の活動内容を記録。

18:30

退社

友人と夕食。いったん帰宅してからドライブにでかけることも。
※案件の繁忙期や日中に会議が立て込んだ場合は、
自分のタスクを集中して片付ける時間を作って20:00頃に退社することもある。

学生へのメッセージ

就職活動では、「どんな業界・企業とコンタクトを取るべきか」「複数社から内定が出た場合、どこを選ぶべきか」など、悩む局面が多くあります。そんなとき、判断基準になるのが強い想いです。私の場合は「海外」でしたが、みなさんも「これだけは実現させたい」という軸をぜひ探してみてください。