事例
SCSKのクラウド導入事例を
ご紹介します。
顧客価値向上と業務負荷軽減を目指し
コンタクトセンターシステムを一新
ヤンマーエネルギーシステム株式会社 様
業種:製造業
- AWS
- 業務効率化
背景
ヤンマーエネルギーシステム株式会社 様のコンタクトセンターでは、デジタル技術の活用による事業課題の解決を推進する組織として、2021年4月に「デジタルデザイングループ」を設置した。同グループが最初に取り組んだのは、DX推進を加速させて事業成長に寄与する「戦略パートナー」を選定することだった。
課題
- DX推進による事業課題解決を支援するITパートナーを必要としていた
- クラウド活用によるシステム構築の知見・人的リソース拡充が必要だった
- コンタクトセンターの業務負荷軽減、働き方改革の実現が急務だった
解決
戦略パートナーとしてSCSKと共創活動
Amazon Connectによるシステム基盤を強化・拡張
解決01
マルチクラウド事業者として実績豊富なSCSKを戦略パートナーに選定
デジタル技術やクラウドに関する豊富な人材・知見をもち、長年にわたってヤンマーグループ各社様と取引関係にあり、お互いの弱みを補完し合い、新たな価値を創出していきたいという両社の思いが一致し、戦略パートナーとして共創活動に取り組むことに合意いただいた。
解決02
SCSKのDXソリューションを適用し、デジタル変革に向けた共創活動を開始
SCSKとの共創活動によってAmazon Connectの利用を推進するさまざまな技術支援が受けられたことで、AWSクラウドや他のクラウドサービスと連携した仕組みへと拡張し、新しい価値を創出できるようになったと評価をいただいた。
解決03
コンタクトセンターの新基盤としてAmazon Connectを採用
Amazon Connectを導入したことにより、電話交換機など専用ハードウェアの導入・運用が不要になり、従量課金になったことで全体的なコスト圧縮につながるという効果が得られた。
共創活動
ヤンマーエネルギーシステム株式会社様 × SCSK
今後の展望
DXの実践を積み上げて組織力強化を目指す
SCSKとの共創活動により多様な取り組みを進めるYESでは、今後もSCSKと密接に協力しながら事業課題を解決していく計画だ。すでにクラウド上のサーバーインフラを自動監視するためのネットワーク管理ツール「Zabbix」の導入を進めるプロジェクトが動き出している。また、全面的にクラウド化した遠隔監視システム「RESS 2.0」への段階的な移行といった新たな施策にも、共創活動を積極的に取り入れていく。 Amazon Connectによるコンタクトセンターシステムについては、画像・音声・データ分析などさらなるクラウド活用によるPoC(概念実証)の実施、SFA/CRMとして利用するSalesforce.comと連携させたシステム基盤の拡張、文字起こし・感情分析・コンタクトセンターの活動分析などへのAI適用といった取り組みを計画している。 「DXの実践を積み上げて成果を出し、経済産業省の『DX認定制度』に申請できるレベルまで組織力を強化することを目標としています。それを実現するためにも、SCSKとの共創活動は欠かせないものだと考えています」(ヤンマーエネルギーシステム株式会社 西川様)