事例
SCSKのクラウド導入事例を
ご紹介します。
RPO15分と最短4時間以内のRTO目標の遠隔地DRを実現。
グローバル対応の高信頼なITインフラを構築。
株式会社堀場製作所 様
業種:電気機器
- BCP・DR対策
- ユーサイズ
- 業務効率化
背景
堀場製作所様は国内外のグループ企業が一体となった事業戦略を迅速に推進するため、
2007年から統合ERPを導入し、グローバルロールアウトを順次実行してきた。
しかし、保有するサーバーが増え続け、オペレーションの大きな負担となっていた。
課題
- サーバー増大のため、業務負荷増
- 遠隔地DRサイトを検討するもコストや条件が見合わず断念
- 災害によるシステム停止リスクがグループ全体に波及
解決
グローバルビジネスに適した堅牢で高信頼なITインフラ環境構築
解決01
ITアウトソーシング化により管理者の業務負担を削減
堀場製作所様が契約するデータセンターから、SCSKの最新ITクラウド基盤である
データセンターへ、ERPを中心としたITインフラの移行と仮想化を推進。
同時に運用・保守業務のアウトソーシングも実施し、管理者の負担を減らすことで
より付加価値の高いコア業務へのシフトをめざした。
解決02
同一ベンダーのデータセンター間DRでコスト負担を低減
三田データセンターを基点とした遠隔地DRを、2015年頃から本格的に検討した。
三田センターでUSiZEを活用することにより、同じUSiZEの千葉センターならSCSKだけでDRサイトの運用を行い、
かつ切り替えから立ち上げまでもSCSKスタッフだけで実施することで、コスト負荷を低減した。
解決03
高度なRPO/RTOをクリアし安定したERP運用を実現
医療用検査機器で使用される試薬の供給責任によるもので、日本国内での災害発生時にも
海外拠点からの出荷を途絶えさせない事が求められ、以下復旧数値をめざし実現した。
・RPO(目標復旧ポイント)は15分単位の短周期
・RTO(目標復旧時間)では最短4~ 5時間以内での復旧
今後の展望
更なるプロセスの改善・改革の実現
今後は、24時間グローバルに対応できる新しいサポートサービスや従来の手順書レベルを超えた SCSKの知見を活かすプロセスの改善・改革の実現をめざすという。また、USiZEとパブリックク ラウドサービスを適材適所で活用し、マルチクラウドによるハイブリッドクラウド化も進める考えだ。
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