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事例

SCSKのクラウド導入事例を
ご紹介します。

事例イラスト
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AWS Amplifyを使用した輸送・配送状況 管理ダッシュボード開発事例
把握・判断・行動の迅速化

YKK AP株式会社 様

業種:金属製品

  • AWS
  • 業務効率化

背景

YKK AP株式会社様(以下、YKK AP)は、ファスニング事業・AP事業を中核に、世界70以上の国/地域で事業を展開されている。同社は、トラック輸送・配送における物流リスクを低減させるために、安心安全に輸送/配送状況をリアルタイムに把握できるシステムをつくり、更なる業務品質向上/効率化に取り組もうとした。

課題

  • 各種データをAWS上に収集はしていたが、そのデータを利活用できていなかった
  • トラックによる輸送/配送状況が不透明だった
  • 各部門単位で情報管理を行っていたため、物流状況の把握に時間を要していた

解決

AWS Amplifyを使用し、輸送・配送運用状況を一元管理できるシステムを構築

解決01

各種データ連携を行うことでトラック輸送・配送状況を管理可能に

AWS上に収集していた各種データ(検品/出荷データ等)とリアルタイムの配送トラックの安全性を紐づけるために、外部サービス(位置情報や天気情報)とのAPI連携を行い、配送/輸送状況、天気、位置情報、積載製品情報などをダッシュボードに一元的に表示できるようにした。

解決02

AWS Amplify Studioを使用することで様々な機能を簡単にアプリに追加

AWS Amplify Studioを使用することで迅速かつ簡単にアプリのバックエンドを構築し、Webフロントエンドへの接続ができるようになり、様々なサービスとの連携を可能にした。

アーキテクチャ図

今後の展望

広範な物流DXを見据えた「ロジスティクスポータル」への発展を目指す

現時点では安心・安全ポータルの利用範囲はYKK AP社内に限定されているが、これを今後は運送会社、さらには荷物を輸送中のドライバーまで広げていく考えだ。 「安心・安全ポータル上ではお客様の荷物の情報を扱っていることから、まずセキュリティに関する課題をクリアすることが大前提となりますが、クラウド上に構築したこのサービスのメリットを最大限に発揮すべく、モバイル端末からのアクセスにも対応させていく計画です。1年後といった中長期的なスパンではなく、数カ月後のリリースを目指したスピード感で取り組んでいます」(YKK AP 米様)
さらにその先で見据えているのが、より広範な物流DXへの対応だ。
「今後に向けてはBCPだけにとどまらず、引き続きSCSKのサポートを得ながら、製品輸送に関するあらゆる課題を包括的に解決するプラットフォームに発展させていくという意気込みをもって臨んでいます。その過程のどこかのタイミングで、安心・安全ポータルから『ロジスティクスポータル』へと昇華させることが目標です」(YKK AP 井上様)

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