基本的な考え方と取り組み方針
パートナー企業に対する基本的な考え方

企業は日々、さまざまな製品やサービスをお客様へ提供しています。継続的に高品質なサービスをお客様に届けるためには、事業活動のバリューチェーンに関わる、さまざまなパートナー企業との密接な連携が不可欠です。
SCSKは永続性の高いパートナー企業とのリレーションシップを構築し、健全なバリューチェーンを確立することで高品質で安心・安全なサービスを提供しています。
また、さまざまな施策にパートナー企業と取り組んでおり、バリューチェーンの付加価値を向上、働き方改革や健康経営活動、サステナビリティ経営などを推進し、今後もIT業界の発展に貢献し、Well-Being経営を目指します。
購買行動指針と購買方針
SCSKでは、「サプライチェーンにおけるサステナビリティ推進方針」の考え方に従い、以下の購買行動指針に則した、購買活動を展開していきます。
また、安心・安全なITサービスの提供をともに担うパートナー企業にも購買方針に基づいたサステナビリティ推進の取り組みをお願いしています。
購買行動指針
Challenge
- 購買活動を通じて、常に品質および生産性の向上を目指します。
- パートナー企業とともに「働き方改革」を実践し、「人の集まるIT業界」を目指します。
Commitment
- 法令や社会規範を遵守するとともに、社会的責任に配慮した購買取引を行います。
- 持続可能性を意識しながら、効果的かつ効率的なサプライチェーンを構築します。
Communication
- 対話を通じて、相互理解と信頼関係の構築に努めます。
購買方針
- 安定した経営基盤を持ち、事業継続性が確保できること。
- 積極的に情報提供、開示に努めること。
- 働く人すべてが、いきいきと働く「働きやすい、やりがいのある会社」を目指すこと。
- ワーク・ライフ・バランス向上に向けた取り組みを積極的に推進すること。
- SCSKが(独自で)定める各種標準、もしくは同等の基準に基づく品質管理を行うこと。(Quality)
- 高い生産性に基づく、適正な価格であること。(Cost)
- 納期を確実に遵守すること。(Delivery)
- 情報管理の徹底、情報セキュリティの強化を推進し、安心・安全なサービス提供に努めること。
- 法令や社会規範を遵守し、公正な取引を行うこと。
- 反社会勢力との取引を行わないこと。
- お互いが相手を尊重し、相互理解と信頼関係の構築に努めること。
- お互いが研鑽に励み、技術革新を通じて、夢ある未来を共に創っていくこと。
- 企業の社会的責任を果たし、持続的社会の発展に努めること。
パートナーシップの強化
パートナー企業との連携に関するマネジメント
SCSKは、パートナー企業と一体となってサステナビリティに取り組むため、パートナー企業に対する説明会などを通じたSCSK方針の周知・啓発を行うとともに、パートナー企業での取組状況を把握するための実地確認などのモニタリングに取り組んでいます。
こうした取り組みを進める上で、パートナー企業との理解の共有を図るため、「パートナー企業との取り組みテーマ」を掲げています。
取り組みテーマ
- 開発・管理の標準化(SE+など)
- プロジェクトの相互評価
- 施策・取り組みの共有
- ワーク・ライフ・バランスの充実
- 契約手続き業務のWeb-EDI化による効率化
- コミュニケーションポータルの共有
- 業務委託にかかわる法令の順守
- 情報セキュリティの強化
- サステナビリティ推進方針の共有
- 「SCSKグループ人権方針」の説明、温室効果ガス排出量の削減活動 など
Coreパートナーカンファレンス

Coreパートナーカンファレンス
SCSKでは、より高い品質・生産性と継続的かつ安定的な取引を実現できる中核的なパートナー企業を「Core パートナー」と位置付け、エンゲージメントの深化とともに品質向上・取引拡大に向けたさらなる施策に取り組んでいます。
年1回「Core パートナーカンファレンス」を開催して各社に事業方針を共有し、ビジネスの方向性をご理解いただいています。