リスクマネジメント

リスクマネジメント

リスクマネジメントの基本方針

当社では、事業活動の安定化・企業価値の向上を図るため、事業活動遂行時の各種事態を可能な限り想定し、「業績安定・成長」「体質強化」「信用維持」の目的を持って、継続的なリスク管理を実施しています。

業績安定・成長 実績が計画から乖離しないよう事業運営することによって業績の安定性を高め、持続的に成長すること。
体質強化 ビジネスモデルから想定される潜在リスクについて、リスクが顕在化した場合においても事業継続が可能となるよう損失を限定的にすること。
信用維持 法令遵守をはじめとした企業の社会的な責任を果たすことにより、信用の維持と向上を図ること。

リスクの定義

当社では、リスクを「損失を被る可能性、または事業活動から得られるリターンが想定から外れる可能性」と定義しており、網羅的かつ効率的に管理するために、「ハザードリスク」「戦略リスク」「財務リスク」「オペレーショナルリスク」の4つのカテゴリに分類しています。

ハザードリスク 自然災害、パンデミック、事故・犯罪、サイバーテロ 他
戦略リスク 事業投資、技術革新、人材戦略、カントリーリスク 他
財務リスク 為替・金利、資産評価 他
オペレーショナルリスク 組織運営、子会社運営、商取引、資産・投資管理、情報セキュリティ、労務、訴訟、環境、システム開発 他

リスク管理体制

当社は、当社グループの事業に重大な影響を及ぼす可能性のあるリスクを効率的に管理するため、リスク管理規程を定め、合わせて専門のリスク管理組織としてリスクマネジメント部を設置しています。

本規程に基づき、各コーポレート部門ではそれぞれの業務分掌に応じて関連したリスクを所管するとともに、事業部門を含むすべての組織の責任者は自ら担当する組織のリスク管理を責任もって遂行することとしています。

リスクマネジメント部においてはこれらのリスク管理状況を全社視点で一元的に把握・評価し、社長執行役員 最高執行責任者に対して定期的に報告しています。また、評価の結果、より重点的な対策が必要と考えられるリスクについては「重点リスク管理項目」とし、対策・実施状況を経営会議・取締役会などに報告しています。

リスク管理体制

リスク管理プロセス

上述のリスク管理体制の下、「業績安定・成長」「体質強化」「信用維持」のため、また事業環境の変化に適応するために、①リスクの把握・評価、②リスク対策の検討、③リスク対策の実施、④モニタリング、⑤見直しといった一連のプロセスを継続して実施しています。

リスクの把握・評価のために、毎年定期的に国内外のグループ会社を含む全組織を対象としたリスク棚卸を実施するとともに、リスクマネジメント部にて社内外のリスク情報を収集し、社長執行役員 最高執行責任者や関連組織に共有しています。

リスク対策の検討、実施、モニタリング、見直しは、各リスクを所管するコーポレート部門が中心となって、毎年全社で実施しています。また、その状況については経営会議・取締役会などにも報告しています。

リスク管理プロセス

緊急事態対応・事業継続計画への取り組み

当社では、大規模災害やパンデミックなど、当社グループに重大な影響を及ぼす不測の事態の発生に備え、緊急事態対応の行動基準や組織体制を整備しています。災害対策部会(年3回)を中心に、水・食糧の備蓄、安否確認システムでの訓練・災害対策本部の立上訓練の実施、夜間休日の緊急事態対応の体制整備、災害対策ポータル・eラーニング・防災セミナーによる社員への情報共有・啓発活動など、様々な事前対策を講じているほか、策定した事業継続計画を整備すべく、毎年見直しを行っています。

さらに、リスクマネジメント・コンサルティング会社から災害対策の実効力評価を受け、当社の災害対策の強化を図っています。また、働き方改革の施策の一つである在宅勤務の推進を踏まえ、全社員に家庭防災教材「防災マニュアルブック」を配布するなど、家庭防災の強化に向けた取り組みも進めています。

これらの活動を通して、事業継続計画を実効性の高いものとすべく、グループ全体で取り組んでいます。