PROFESSIONAL
DEVELOPMENT
専門性MAP

専門性認定制度について

社員の専門能力の向上を図り、その結果を認定することで、営業職、技術職の専門性の可視化を図り、社員が継続的に成長し続ける環境を提供する制度です。
等級(社内におけるグレード)相当よりも上位の専門性認定を受けると昇格推薦され、手当や一時金が支給されます。
各人が専門性を追求することが評価される風土であり、それが、プロフェッショナル人材を継続的に育成するための土台となっています。

専門性認定、SCSKキャリアフレームにおける専門性認定概念についての図

業界標準のキャリアフレームを採用

当社の専門性認定制度におけるキャリアフレームは、当社独自のものでなく、ITスキル標準(ITSS)、組込標準(ETSS)、情報システムユーザースキル標準(UISS)をベースにしています。これら業界標準のキャリアフレームのスキル熟達度では、各専門職は経験・キャリアが進むにつれて、レベル1からレベル7へ段階的にステップアップし、成長して行くことが示されています。また、段階を飛び越えて上に上がることはありません。さらに専門職ごとに熟達度レベルで求められるスキル、知識・経験、行動特性も細かく定義されています。
当社のキャリアフレームも業界標準のITSS/ETSS/UISSに従って、各レベルの人材像を下図の7段階で定義しています。

レベル1・エレメンタリー(ITSS/ETSS/UISSスキルレベル1がベース)、レベル2・メンバー(ITSS/ETSS/UISSスキルレベル2がベース)、レベル3・サブリーダー(ITSS/ETSS/UISSスキルレベル3がベース)、レベル4・リーダー(ITSS/ETSS/UISSスキルレベル4がベース)、レベル5・組織トップクラス(ITSS/ETSS/UISSスキルレベル5がベース)、レベル6・全社トップクラス(当社独自のレベル感を設定)、レベル7・業界トップクラス(当社独自のレベル感を設定)

専門性を認定する19種類の職種

当社では、営業職、技術職を「戦略系」「開発系」「運用系」「管理系」の4カテゴリ、19職種に細かく分類。
それぞれの職種においてスキルレベルを設定することで、高い専門性を追求していける制度を整えています。

「戦略系」の職種
  • ビジネスクリエータ
  • 営業
  • コンサルタント
  • サービスマネージャBASM
  • サービスマネージャITSM
  • マーケティング
「開発系」の職種
  • プロジェクトマネージャ
  • ITアーキテクト
  • APスペシャリスト
  • 組込ソフトウェア開発
  • ITスペシャリスト
  • プロダクトスペシャリスト
  • フルスタックエンジニア
  • プロダクトオーナー
  • スクラムマスター
「運用系」の職種
  • カスタマーサービス
  • ITサービスマネジメント
  • BPOスペシャリスト
「管理系」の職種
  • 管理サポートスタッフ技術系

専門性認定制度の目的

専門性認定制度は社員の専門能力向上を目的とし、社員が継続的に成長し続ける環境を提供するものです。
たんに制度として置いているだけではなく、専門性認定の結果や評価時のアドバイス・コメントを、MBO(Management by Objectives)やCDP(Career Development Program)のインプットとして活用することで、効果的な人材育成へとつなげています。

専門性認定制度の目的についての図