お客さまとワンチームになり、 システム導入による 課題解決を実現。

お客さまと ワンチームになり、 システム導入による 課題解決を実現。

APスペシャリスト
M.S.
ソリューション事業グループ
ProActive事業本部
第一部
法学部卒業|2007年入社

記事内の情報は2023年度取材当時のものです

学生時代の経験と、
SCSKの入社動機は?

アルバイトで塾の講師を務めていて教えることが好きだったため、就職活動でも塾を志望しました。ところが自信満々で臨んだ最終面接で落ちてしまって……。自分は塾には求められていないのかなと落ち込みましたが、これを機に色々な世界をのぞいてみようと気持ちを切り替えたときに、気になったのがIT業界でした。実は学生時代に自ら立ち上げたインカレサークルで、ホームページの作成・運営を手がけていたこともあり、少々興味は持っていたのです。
そしてSCSKの会社説明会に参加したとき、自分の前に新しい道が開けました。これから成長する新しい業界に将来性を感じ、また何よりも、文系出身の私でも業界に特化した知識・技術を身につけることで“SE”になれるのだということに魅力を感じたのです。さらに教育プログラムも充実しており、着実にスキルアップできる環境が整っていることから、この会社なら信頼できると感じ、思い切って入社を決めました。

Column

私のCareer History

1年目

ProActive事業本部
人事給与システム部

ProActive人事給与システムの開発に従事。先輩方がつきっきりで指導してくださるなか、設計書作成・プログラミングの業務に取り組みました。慣れないことばかりで苦労続きでしたが、このとき自分が担当した機能が、今では一つの部品として製品の形になっていることを思うと感慨深いです。

2年目

ProActive事業本部
プロジェクトコンサルティング部

「中堅飲食企業向けProActive人事給与導入プロジェクト」に参画。1年目の製品開発とは毛色が変わり、直接エンドユーザーと相対して要望を伺うことで一気に世界観が広がりました。お客さまが、自身が開発に携わった機能を使うシーンを見たときは、言葉が出ないほど感動しました。

4年目

産休・育休に入る

子ども2人を連続で出産。子どもが可愛くてしょうがなくて、ママ友作りを兼ねてママサークルを立ち上げ活動していたこともあり、仕事復帰には気持ちが向きませんでした。会社の制度を利用し、4年間も産休・育休を取得し、育児に集中した時期です。

8年目

職場復帰、
事業推進グループ
プロジェクト監理室へ異動

各事業部の大規模プロジェクトを監理する部署で、プロジェクトチェック報告書作成や大規模案件の支援に携わりました。ママさん社員が多く家庭の悩みも相談しやすい環境で、ワークライフバランスをとりながら、監理の目線でプロジェクトを俯瞰する経験を積みました。

12年目

ProActive事業本部 第一部

前部署の上司に「M.S.さんはまだ若い、現場に戻って経験を積んだ方がいいよ」とアドバイスされたこともあり、再びお客さまと関わる仕事がしたいと、古巣に復帰。以前とは異なる業務領域にチャレンジしようと、会計サブシステムの導入をメインに担当。業務知識を身につけるため、簿記など会計系の資格も取得しました。

現在の仕事内容と、
そのやりがい・魅力は?

現部署に異動後、2年目の終わりから、プロジェクトリーダーとして、ProActiveの会計・販売サブシステムを中心とした新規導入案件を担当しています。プロジェクトの流れは、ProActiveとお客さまの業務の適合確認を行う上流工程〜開発工程(要件定義・設計・製造・テスト)〜導入教育・統合テスト・本番稼働支援まで。お客さまとも打ち合わせを重ね、メンバーを統率しながらプロジェクトを推進しています。
現在は自分の考えをしっかり持ちながらプロジェクトを進めていくことができていて、より仕事に面白みが出てきました。大学時代に自分が旗振りをしてサークルを立ち上げた経験など、元々フットワークは軽いタイプ。何かあればすぐにお客さま先に赴いて会話をし、それをメンバーとも共有してプロジェクト全体を動かしていく感覚がとても楽しく、まさに今の役割は自分の資質にフィットしていると感じています。
また、私は失敗しながら相当苦労してここまでの経験を積み上げてきた自負があるので、メンバーの苦労を察したり、仲間の努力に素直に感謝したりもできると思っています。これもプロジェクトリーダーとしての私の強みの一つかなと思います。

Column

あってよかった制度

時短勤務

育休明けに利用しました。9時~16時、10時~17時など、その時々の事情によって勤務時間を変更可能なので使い勝手が良かったです。時短勤務ができなければ、仕事と育児の両立はできなかったと思います。

リモートワーク

フルタイムに復帰後はリモートワークを有効利用。お昼休みに家事ができて助かっています。

時間休

子どもの保護者会などに活用しています。夫が単身赴任でまだ子どもが幼いなか、仕事とプライベートを両立させるための制度が充実しているのがありがたいです。

私の“学び”紹介

メンバーを抱えて仕事をすることが増えてきたので、マネジメントに関する研修を受けたり、本を読んだりしています。また、資格の勉強を通して、業務知識の習得に努めています。さらに今年からリクルーター活動に従事しており、学生たちと関わることが、プロジェクトメンバーの育成や子育てにも役立つのではないかなと思っています。

今後のキャリアにおいて、
目指す姿や
挑戦したいことは?

SCSKが開発したProActiveは、初の純国産ERPパッケージであり、30年間にわたり、300を超える企業グループへの導入実績を誇っています。そして、長らく培った業務プロセスのノウハウとSCSKの総合力を活かし、お客さまの成長を支えるべく継続的にアップデートし続けています。
以前、自社向けにProActiveAI-OCR機能(AI領収書読み取りソリューション)を初導入するプロジェクトでリーダーを務めたことがありました。このときは、導入担当、かつ自身がエンドユーザーの一人でもあるという貴重な経験ができ、よりユーザーの立場で物事を考えるきっかけになりました。今後も積極的に新たな機会に挑み、ProActiveの一翼を担う者としてさらなる進化に貢献していきたいと思っています。
また、自身のキャリアに関しては今、転機を迎えつつあります。中規模案件ながら、初めてプロジェクトマネージャーとして、いわば“お試し”で担当しています。ぜひ、このプロジェクトを成功させ、プロジェクトマネージャーにステップアップしたいと考えています。

Column

1日のスケジュール

09:30

出社

メールチェック。

10:00

中規模プロジェクトの
ミーティング

自分がプロジェクトマネージャーを務めるプロジェクトの進捗状況の確認、メンバーへの作業依頼を行う。

11:00

大規模プロジェクトの
ミーティング

メンバーとして参画している大規模プロジェクトの進捗共有などを行う。

12:00

ランチ

同僚とカレーランチなど。

13:00

顧客打ち合わせ

プロジェクトの進捗状況の確認の上、課題についての打開策などを話し合う。

15:00

デスクワーク

事務処理や会議資料作成を行う。また、メンバーが作成した資料のレビューを行う。

16:30

部内ミーティング

部内で推進中のプロジェクトにおけるノウハウの共有を行う。

18:00

退社

帰宅後、夕食作り、受験生の子どもと勉強タイム、風呂&ストレッチなど。

学生へのメッセージ

ライフイベントに合わせて働きやすい環境が整っていて、かつ自分の希望に応じたキャリアを積むことができるのが、SCSKの魅力。また、ITの知識ゼロでも、手厚くサポートしてくれる先輩や上司が待っています。安心して入社してきてください!