法的側面から会社の事業推進、 事業変革に携わる。

法的側面から 会社の事業推進、 事業変革に携わる。

スタッフ
S.M.
法務・リスクマネジメント本部
法務部
商学部卒業|2007年入社

記事内の情報は2023年度取材当時のものです

学生時代の経験と、
SCSKの入社動機は?

学生時代は経営統計学を学びました。といっても、あまり真剣に学業に励んだとは言えず、もっぱら教職課程と応援団での部活動に打ち込んだ4年間でした。こうした経緯もあって最初は教員志望でしたが、同時並行で一般企業への就職活動も行っており、主に認知度の高いメーカーの企業研究を進めていました。すると、各社が取り組む事業にITソリューションが不可欠であることを知り、その可能性に惹かれて、興味はIT業界へと広がっていきました。やがて、情報システムを通じて世の中の役に立ちたいと強く思うようになり、最終的にIT企業に絞り込みました。
SCSKを選んだのは、選考を通過した会社の中で唯一、選考結果・評価のフィードバックがあったからです。あなたのこうしたところを評価している、期待しているという言葉をいただき、一人ひとりをよく見てくれる会社だと感じ、入社を決めました。

Column

私のCareer History

1年目

リスク管理部

新卒としては珍しいリスク管理部に配属。新規取引先の与信業務などを担当しました。3年目にOJT指導員でもあった先輩の退職に伴い、業務全般を主体となって対応することになりました。

8年目

法務部

キャリアを広げたいとCDP制度で法務部を志望。希望が叶い、ビジネス法務課では契約審査、知財管理、トラブル対応支援などに従事しました。異動2年目には新人のOJTを担当し、自身が業務に不慣れなこともあり、指導することへの不安も大きかったです。 ※CDP制度:1年に1回、全社員が今後のキャリアをしっかりと考え可視化。その内容をもとに上司が面談を行い、今後の役割・業務の割当や配置に活用し、キャリア実現へ役立てる制度。

15年目

ビジネス法務課から
コーポレート法務課へ

株主総会の運営や取締役会の運営、組織再編等のプロジェクト支援といった、これまでにあまり経験のない領域を担当することに。改めてほぼ白紙の状態からの勉強と新しい経験の毎日が続いています。

現在の仕事内容と、
そのやりがい・魅力は?

入社後に配属されたリスク管理部では、7年間にわたって与信業務や緊急事態時における事業継続計画、内部統制に関わる諸問題の整理などを担当していました。その後、自身のキャリアを広げたいと思うようになり、上司の勧めもあって法務部へ異動しました。法務部はビジネス法務課とコーポレート法務課に分かれており、ビジネス法務課では契約審査や商標登録などの知財管理、トラブル時の対応支援などの業務を行います。また新規ビジネス立ち上げ時の法務面からの支援も役割のひとつで、私が他社との協業ビジネスを立ち上げるプロジェクトに参画した時には、協業の相手方との契約交渉において、双方が合意できる着地点を模索してタフな交渉を重ねました。
一方、昨年から在籍しているコーポレート法務課は、株主総会や取締役会の運営、中期経営計画に基づく事業変革を実現するための組織再編などのコーポレートアクションを、法務的な側面から支援することが大きなミッションです。取締役会における議案の整理や株主総会の法定書類の作成、想定問答集の作成など、業務を遂行するためには法的知識だけでなく、事業の方向性や将来性、リスク、ビジネスの潮流やトレンドといった幅広い知識が求められます。間接的ではありますが、会社の事業推進、事業変革に携わることで大きな視野が得られる仕事だと思います。

Column

あってよかった制度

リモートワーク

子どもの送迎や授業参観などの学校行事への参加、家事といった家庭との両立を実現するには必須の制度です。

CDP制度

CDPでキャリア希望・異動希望を伝えた結果が法務部への異動につながりました。自分でキャリアパスを選択できるありがたい制度です。

私の“学び”紹介

異動直後は、自身の勉強の延長で「ビジネス実務法務検定」や「知的財産管理技能検定」などの資格取得に努めました。また、業務関連の知識・情報の習得やアップデートが欠かせないため、普段からの勉強や情報収集が不可欠です。

今後のキャリアにおいて、
目指す姿や
挑戦したいことは?

コーポレート法務については、まだまだ経験も知識も十分ではなく、勉強の日々です。今後は実務経験だけでなく、会社法についても理解を深めていきたいと考えています。長期的にはこれまでに経験してきたリスク管理や法務の知識・経験を生かし、ゼネラリストとして当社および当社事業グループの事業活動を広く支援できる人材になりたいです。具体的には、事業部で何かに困ったり、迷ったりしたときに「こんなときはS.M.に相談だ」と、頼られる存在を目指したいです。SCSKには技術面で深い知識や経験、優れたスキルを持つ人材がたくさんいますが、私には先進技術の知識はありません。しかし、これまでに培った知識や経験は事業支援や新事業開発という場面で、必ず力を発揮できると確信しています。

Column

1日のスケジュール

08:45

出社

まずはメールチェック。

09:00

打ち合わせ

指導している新人に進捗状況や予定を確認。

09:30

会議

取締役会の議題を確認。

11:45

昼食

出社時はほとんど社員食堂で昼食をとる。

13:00

会議

業務改革に関する課内検討。

15:00

資料作成

プロジェクト関連の資料の作成。

16:00

退社

一旦帰宅して、子どものお迎え。

19:00

リモートワーク

必要に応じてリモートで業務再開。
優先度の高い資料作成やメール返信などを実施し、対応が済み次第業務を終了。

※終日リモートワークの場合は、08:00頃に勤務を開始して、早めに退勤することもある。

学生へのメッセージ

自分にとってのいい会社と出会うために、いろいろな企業を見てください。その結果、SCSKを選んでいただき、一緒に働くことができたら嬉しいです。