SCSKシスキャリセミナー
経験者同期対談

業務を疑似体験したり、さまざまな社員との交流を通じて社風を感じたりと、
SCSKでは当社の事業や会社について自分なりに理解を深める機会を多数用意しています。
学生時代にSCSKシスキャリセミナーに参加して入社した同期社員2名に、参加の背景や意義について経験談を語ってもらいました。

記事内の情報は2023年度取材当時のものです

T.M.
産業事業グループ
産業ソリューション事業本部
営業・マーケティング部
商学部卒業|2021年入社
S.T.
産業事業グループ
製造システム事業本部
製造システム第三部
理工学部卒業|2021年入社

01 SCSKシスキャリセミナーへの
参加を決めた経緯

T.M.

経営学の講義で「雇われる側から見た優れた企業」というテーマで、教授がSCSKを取り上げたのが印象に残っていて。就職活動をスタートした際にOB・OGとの座談会に参加してみたんだよね。みなさん、職務や社内の様子についてオープンに教えてくださったのがとても好印象で、自分のなかで志望度が高まったのを覚えているなあ。もっとSCSKに対する理解を深めたいと思って、SCSKシスキャリセミナーにも申し込んだよ。

S.T.

なるほど。私は当初からIT系に絞って就職活動を始めたんだけど、ある合同企業説明会でSCSKの存在を知ったのが最初かな。その後の懇談会でお話しした採用担当の方の活き活きした様子が印象的で、そこからまずは1DAYの「IT業界Jobsセミナー」に参加したよ。内容は、お客さまの置かれた状況から課題を分析して、SCSKのSEとしてどのようなシステムに落とし込むべきかを考える「要件定義」のシミュレーション。とても興味深かったし、接点を持った社員の方が「働きやすい会社」とおっしゃっていたのにピンときた。この日の最後に3DAYのイベント「SCSKシスキャリセミナー」の案内があって、私も応募してみることことにしたんだ。

02 SCSKシスキャリセミナーの内容と、
参加してみた感想

S.T.

3日間のうち、最初の2日間は要件定義と、定義した内容に基づくアプリ設計と開発。顧客役の方からヒアリングした要望を指定の納期までにアプリとして完成させて提案まで行うから、なかなか盛り沢山。各チームにつくサポート役社員の方から、随時アドバイスやフィードバックをいただいて、大変ではあったけど、チームでの仕事の進め方や自分の長所・改善点など新たな気づきがあった。最終日は内定者や現場社員の皆さんとの懇親会で色々な立場の方と会えたよ。開催地や顔ぶれは違うけど、内容はT.M.君も同じだったでしょ?

T.M.

そうだね。僕が参加したのは1月開催のプログラムだったけど、実は内容については秋に参加した同級生から事前に聞いていたんだ。高校・大学とITには無縁で、「プログラミングのウエイトが高かった」という話には若干不安を覚えたけど(笑)。半面、チームで取り組むとも聞いてなんとかなるだろうと思えたし、実務に近い形で案件の進め方を実体験できるという点には興味を惹かれた。

S.T.

私は、理系出身であることが多少なりともアドバンテージになりそうだと考えたこともあって、IT系に絞って就職活動をしていたけれど、情報系の内容を専門的に学んでいたわけではないというのはT.M.君と同じだね。SCSKに限らず、IT業界の多くの企業が「出身学部・学科は不問」と表明しているものの、現実的にはどうなのだろうという不安はあった。そんななかIT業界Jobsセミナーで要件定義を経験して、この業界で仕事をしていくうえで重要なことはプログラミングスキルだけではない、チームワークやコミュニケーション力とかITスキル以外で今までの経験を活かせそうな場面があるのだと知ったことは、大きな安心材料になったんだよね。SCSKシスキャリセミナーではアプリ開発も経験したけれど、難しいコードを書かずにアプリの動作を組み立てていく開発ツールだったから、思っていたよりスムーズに取り組めたと思う。

T.M.

確かに!チームにはプログラミングに馴染みのあるメンバーもいて、要所要所で技術面のサポートもしてもらったなあ。その他にも、人と話すのが得意な人が営業役として顧客と会話する際の前面に立ったり、リーダーシップのある人が全体をまとめたりと、それぞれが得意な部分を活かしつつ互いの弱点をカバーし合っていたよね。今まさに仕事で実践しているチームで一つのものを作り上げる経験、この醍醐味を当時体験できたのは大きかった。あと、3日目の社員の方々との交流も有意義だったよね。どなたも丁寧に説明してくださって、技術職と営業職それぞれの職務内容について理解を深められたし、研修内容がしっかりしているから文系出身でも技術職を目指せると聞いて「どちらが向いているのか、じっくり考えていいんだ」と思えたことも大きかったな。S.T.さんは?

S.T.

私も「プログラミングの知識や経験がなくても技術職に就いている人はたくさんいる」という実情や、「半年の研修期間を経てから配属されるので、学んだことをしっかり現場で活かせた」という経験談を聞けて、心強く感じたな。1対1になるOB・OG訪問と違って、座談会では学生も社員も複数いるから、緊張せずに聞きたいことを遠慮なく質問できたのも良かった。社員の方々もフランクに答えてくださるから、不安払しょくや志望動機整理のためにすごくいい機会になったよ。

T.M.

実際の業務の流れを体験したり、さまざまな人から話を聞いたりすれば、職務内容や社風についてより具体的に理解を深められるし、SCSKが自分にとって魅力のある会社なのかを考えるのにはもってこいだよね。

03 就職活動における
各種イベントの活用法について、
学生の皆さんにアドバイス

T.M.

SCSKに限らず、体験型のイベントは会社のことを知るうえでさまざまな判断材料を得るチャンスじゃないかな。プログラムを通じて職務の一端を実体験できる点もさることながら、個人的には社風を感じ取るいい機会でもあると思う。こういった機会では、人事や採用担当以外も含めて複数の社員が出て来ることが多い。折につけて社員同士がやりとりする様子を見られるから、そこから風通しの良さや仲の良さなどをうかがい知ることができるよね。参加してみることはもちろん、参加するからには「対学生」ではない部分もチェックしてみてほしい!

S.T.

そうだよね。私自身、複数社のイベントに参加したけれど、一緒に働きたいと思える方がどれだけいるかは重視していたよ。一員として仲間に加わるという意味では「個」だけでなく「集団」としても見る必要がある。最終的にはイベント参加時に抱いた印象で比較検討して、SCSKの雰囲気が一番自分に合っていると判断したわけだけれど、決め手はSCSKシスキャリセミナーでの社員の方同士のやりとりの様子だったんだ。それと、会社によってはインターンシップ等のイベントに参加するための面接があるよね。SCSKの場合も集団面接があって、本選考より早いタイミングで面接を経験できたのは、いい訓練になったと思う。

T.M.

あとは、体験型のイベントだけでなく、セミナーでもOB・OG訪問でも、気になる会社の社員とはできるだけ多く対面で話す機会を設けることをおすすめしたいな。調べただけでは出てこないリアルな情報の量を増やせるのはもちろん、さまざまな話題のなかで印象に残るものこそ、自身の志望理由に関連しているはずだよね。印象に残った理由を自分なりに分析して面接に臨めば、志望理由の補完材料になって、自分の受け答えの説得力がより強固になると思う。

S.T.

私も、学生のみなさんには、出来るだけ多くの機会に参加してみてほしいな。そして、もし幅広い選択肢のなかからSCSKを気に留めていただけるなら、とてもうれしいです。

T.M.

そうだね。学生時代はさまざまな先輩社員にお世話になった恩返しとして、僕たちが様々なイベントや説明会の応援要員になるときは、必ずフェア・オープンに接するとお約束します!みなさんも是非挑戦してみてくださいね。