SCSK

バルクコスティング(Bulk Analysis)

バルクコスティングのユースケース

「外れ値」特定による、効率的な支出分析

aPrioriを活用して様々なコスト検証を実施するためには、まず計算データが必要です。しかし、担当者が数百点に及ぶ部品を一つ一つ手動で計算し、分析する時間は限られています。バルクコスティング機能を活用すれば、製品全体や部品カテゴリごとのコストを一括計算し、即座に分析可能なデータを揃えることができます。

特に、サプライヤーの見積もり額とaPrioriの試算結果(あるべきコスト)との乖離が大きい「外れ値」を自動的に特定することで、コスト削減効果の高い部品から優先的に対策を講じることが可能になります。さらに、aP Analytics(分析ツール)と連携させることで、計算結果をグラフやダッシュボードで可視化し、組織全体での共有を促進します。

詳細は「コスティングツールを活用するために検討すべきこと 」で確認

自動化×システム連携:組織横断でコスト情報の可視化

原価企画やコストマネジメントの専門組織がない場合、あるいは人手不足により、すべての部品に対して詳細な支出分析を行うことは困難です。その結果、コスト検討が不十分なまま開発が進み、手戻りや収益性の低下(赤字プロダクト)といったリスクを招きます。

バルクコスティング機能とPLMシステムやBIツールとの連携を組み合わせることで、全部品のコスト計算を自動化し、この課題を解決します。新たなITツールの操作を全設計者が習得する必要はありません。システムがバックグラウンドで計算を行うため、設計者はいつもの業務フローの中で、自然と「コスト」という指標を意識できるようになります。これにより、組織全体で最も効果のある部品に注力し、コストダウン検討を進めることが可能です。

  • 従来:手動プロセス

    • 経験と勘への依存

      ・過去の経験則に基づき、一部の部品のみを抽出してコスト検討を実施

    • 後追い検証

      ・設計と同時に“コスト”や“製造性”を確認するのではなく、変更を実施した後に改めて検討する

    • リードタイム増大

      ・担当者がaPrioriを操作して計算するため時間がかかり、全部品の検証は不可能

  • 現在:自動化プロセス

    • データに基づく網羅的検証

      ・システム連携やスケジュール設定をトリガーに、全部品を一括計算

    • 事実ベースの優先順位付け

      ・自動で生成されたレポートを基に事実ベースで優先順位付けを行う

    • 高付加価値業務への集中

      ・優先度の高い部品に絞ってaPrioriで詳細検討を行い、関係者と議論。競争力のある製品づくりに時間を割く

    PLMシステム連携 設計空間探査・最適化ツールと構造解析ソフト連携

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