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講演一覧

Day.1/2024年11月20日(水)

TRANSVALOR ユーザーカンファレンス2024 2024年11月20日(水) 13:30~17:45 (受付開始時間 13:00~)

素形材加工産業における デジタルエンジニアリングの方向性 富山大学  学術研究部工学系 教授 白鳥 智美 様 
コンピュータを介したエンジニアリングはCAE(Computer Aided Engineering)として普及し、人工知能( AI :Artificial Intelligence)や機械学習について多くの取組みが始まっています。では、デジタルなエンジニアリングを拡大していく上で情報を扱う「人」はどのように対応していけばよいのでしょうか。本講演では素形材加工産業の現況を把握し、人とデジタルの関わりの観点から今後の方向性を議論します。
TRANSVALOR MATERIAL FORMINGはハンマリング型寿命に貢献できるか? YES! 丸茂工業株式会社  アドバイザー 鈴木 章弘 様
当社が採用する熱間自由ハンマリング鍛造では、前素材形状および素材配置のばらつきや、作業者技能の習熟度が異なることにより、金型寿命向上は難しいと言われてきました。また、熱間自由ハンマリング鍛造のシミュレーションによる寿命検証について、世の中で前例がほとんど無く、期待できないと考えられてきました。今回は、この定説を打ち破ることに成功した事例を紹介します。
THERCAST-TRANSVALOR MATERIAL FORMING連成による 溶解-鍛造一貫プロセス予測技術の確立 大同特殊鋼株式会社 技術開発研究所 鷲見 芳紀 様
鋼材の製造プロセスにおいて、鋳造時に生成する鋳造欠陥を分塊鍛造/圧延工程で適切に圧着することは重要です。本研究では鋳造欠陥を再現し、熱間鍛造で欠陥閉塞挙動を調査するラボモデル実験の構築と、それと対となるTHERCASTとTRANSVALOR MATERIAL FORMINGの連携シミュレーションにより欠陥の形成と閉塞条件を予測する手法を確立しました。
CAE精度向上のための物性取得および境界条件測定技術の紹介とその活用事例 株式会社コベルコ科研 技術本部 計算科学センター DX技術室 髙階 真二 様
本講演では、CAEの精度向上に不可欠な物性取得試験と境界条件測定技術の紹介をいたします。また、それらのデータがCAEシミュレーションの精度にどのように寄与するかを実際の活用事例を交えて説明します。
TRANSVALOR MATERIAL FORMINGによる硬度分布を反映した強度解析手法の検討 株式会社ジェイテクト 駆動実験解析部 CAE開発室 舟橋 和諒 様
部品の小型軽量化に貢献するために、塑性域に到達しているか判断する強度検討が必要となっています。塑性域到達判断には降伏点の把握が必要で、一般的に鋼材の降伏点は硬度に依存しています。しかしながら現実の部品には硬度分布があるため、それを反映した強度解析が必要となります。それを実現する手法として、TRANSVALOR MATERIAL FORMINGで解析した硬度分布を反映した強度解析をADVENTUREClusterで行いました。上記解析結果と実験との整合確認結果を紹介します。
TRANSVALORロードマップ TRANSVALOR Nadine EL KOSSEIFI / Richard DUCLOUX
TRANSVALORはユーザーのプロセスおよび製品改善をサポートすることを目的とし、4つの軸でソフトウェア開発を進めています。まず、プロセスの再現性向上のため、鋳造の電磁攪拌や円形圧延動作の研究を行っています。次に、DIGIMU(R)の冶金モデルの改善やTRANSVALOR MATERIAL FORMINGへのAI適用により材料モデルの高度化を図っています。さらに、計算時間の短縮を目指し、メッシュ生成やソルバーの並列効率を向上させています。最後に、製品をより効率的に利用できるよう、UIの改善にも注力しています。

第9回 IPS Cable Simulation Japan ユーザーカンファレンス 2024 2024年11月20日(水) 13:30~17:45 (受付開始時間 13:00~)

ワイヤーハーネス設計におけるIPS剛性解析の活用 株式会社SUBARU 技術本部E&Cシステム開発部 主査 野村 昌孝 様 、 担当員 高橋 照也 様 藤井 一貴 様
弊社では、ワイヤーハーネスの机上検討内容の充実、物作り前の不具合撲滅を目的として、2022年よりワイヤーハーネスの組付け剛性値の算出にIPSの活用を開始しました。その中で物性値検討と実機計測結果の蓄積・評価により、効果の実証と課題の抽出を行ってきました。今回の発表では、解析結果と実機計測を合わせこむ取り組みとその中で見えてきた課題についてご紹介します。
ケーブルシミュレーションを活用した開発リードタイム短縮と長寿命化の検討 トヨタ自動車株式会社 素形材技術部 基盤開発室 主任 髙坂 博宣 様 、EX 西森 宏樹 様
今後の労働者不足を背景に、製造業では従来の人の仕事をロボットにシフトし、より付加価値の高い業務へ労働力を集中させる流れが進んでおり、ロボットへのニーズが高まっている。 しかし、ロボット施工においては、人による施工(現合あわせによる取り回し)検討が行われており、ロボットトラブルやバラツキの要因の一つとなっており、DX・デジタルツイン技術を活用したバーチャルな取り回し検討の実現を目指している。 本発表では、シミュレーションと最適化技術を活用したバーチャルな取り回し検討を行い、長寿命かつ低コストな施工プロセスを実現し、作業者によるばらつきを抑え、安定した施工品質を確保した事例を紹介する。
Interactive assembly simulation of flexible surface-like parts in IPS Fraunhofer ITWM Dr.-Ing. Joachim Linn
In automotive development there is a growing demand for tools that enable the simulation of flexible surface-like components. In comparison to conventional software tools IPS already offers a fast simulation for specific flexible structures, like bellows and grommets. For trim parts, interior and exterior panels there are currently no marketable solutions that can support this in real time.In a joint development project with a German OEM from automotive industry a novel approach has been developed that provides an enormous computational speedup for flexible surfaces, enabling frame rates in the range of 50 – 90 Hz. This is sufficiently fast for interactive simulations in the IPS desktop. In the presentation some typical application examples are shown. In the future, this improved simulation technology shall enable assembly simulations of flexible surfaces in IPS VR.【逐次翻訳あり】
Bridging the Wire Harness Development Gap between OEMs and Suppliers with Living Digital Twins felXstrucutres GmbH CEO Oliver Hermanns Thomas Tegen
The development of wiring harnesses in vehicles is complex and complicated by data breaks, inhomogeneous structures and technological barriers. Together with automotive manufacturers and suppliers, fleXstructures has developed an innovative, fully digital process that combines physics-based design and validation in one step. The focus is on the “living” digital twin of the vehicle electrical system, which enables end-to-end processes without data disruptions in real time. A uniform database (“single source of truth”) that ensures efficient collaboration and reduces development times. Intelligent component libraries and AI-based systems minimize sources of error, increase product quality and pave the way for a future-oriented, automated solution.【逐次翻訳あり】
解析主導型設計に向けた取り組み 株式会社図研 事業本部 SE統括部 第二SE部 部長 平川 昌俊 様
今年8月に図研の3Dケーブル配策ツール「XVL Studio WR」からIPS Cable Simulationへデータ連携が可能となりました。電気設計者が検討した配線経路を設計中にIPS Cable Simulationへ連携して即時解析することで、設計品質を向上し、試作回数と実機検証の手戻り削減が可能となります。また将来、解析で導き出したケーブル形状を製造指示書として活用することも計画しております。設計情報をベースとして製造までを連携するソリューション構想をご紹介します。
IPS 2024 R2 & 2025 R1 新機能紹介 プロダクト技術部 第二課 岸元 睦
2024年7月にリリースしたバージョン2024-R2に加え、12月にリリースを予定している最新バージョン2025-R1の新機能をいち早くご紹介します。より使いやすくなった最新のIPS Cable Simulation にご期待ください。

大規模構造解析で加速!カーボンニュートラル推進セミナー 2024年11月20日(水) 13:30~16:30 (受付開始時間 13:00~)

電動化・自動運転を支える構造解析活用事例紹介 プロダクト技術部 第一課  蒋 時宜
電動化自動車の推進にあたり、課題の一つに航続距離を延ばすため(電費向上目的)、車両全体の軽量化検討が挙げられます。本セッションでは構造強度視点における課題解決の一助として、新たなギア強度および固定部品の支持構造検討についてADVENTUREClusterの有効的な活用事例をご紹介いたします。また、自動運転用センサーの計測精度は、車両安全性を確保する上で重要な要素です。センサー取り付け精度を確保するための構造検討事例についても併せてご紹介いたします。
ギガキャストの課題解決に向けたADVENTUREClusterの活用 プロダクト技術部 第一課 樋口 慧
近年自動車業界において、急速な電動化に伴うコスト削減として、ギガキャスト(ダイカストの大型化)導入が加速しています。 これに伴い、ギガキャスト用金型締め付け力およびマシンの大型化対応について、迅速に予測可能なシミュレーション技術獲得が課題の一つとして挙げられます。本セッションではこの課題に対するADVENTUREClusterの有効的な活用事例をご紹介いたします
カーボンニュートラルに貢献する アライドエンジニアリングの取り組み アライドエンジニアリング  ソルバ開発部 島田 和明
市場の軽量化ニーズに応えるため、当社が注力して開発を進めるADVENTUREClusterの最適化機能についてご紹介します。軽量かつ壊れない製品形状アイデアを手軽に、短時間で導出可能です。
製品軽量化に寄与するADVENTUREClusterの最適化機能 アライドエンジニアリング  ソルバ開発部 島田 和明
市場の軽量化ニーズに応えるため、当社が注力して開発を進めるADVENTUREClusterの最適化機能についてご紹介します。軽量かつ壊れない製品形状アイデアを手軽に、短時間で導出可能です。
最適化機能を用いた解析事例紹介 アライドエンジニアリング サポート部 猪野 正輝
様々な用途に適用可能な最適化技術の活用例について、具体的な例を用いて製品の特長や導入効果についてご説明いたします。
生産技術開発に貢献する ADVENTUREClusterの活用事例 アライドエンジニアリング 経営企画室 和田 哲也
樹脂射出成形、ダイカスト、プレス成形で用いられる金型や接合技術など、生産技術の領域においても軽量化は重要なテーマです。この領域にけるADVENTUREClusterの活用例を紹介いたします。

熱流体トポロジー最適化ツールToffeeX 2024年11月20日(水) 13:30~15:00 (受付開始時間 13:00~)

熱マネジメントにおける構造設計支援CAE: ToffeeXの紹介 プロダクト技術部 澤田 健
熱流体解析ベースのトポロジー最適化ソリューションであるToffeeXについて、製品の機能概要およびコンセプト事例をご紹介いたします。昨今、自動車の電動化やデバイスの精密化が進んだことで、様々な部品コンポーネントの温度管理、いわゆる熱マネジメント設計の重要性が高まっており、より高性能な設計かつ効率的な手法が求められています。ToffeeXは、構造変更のアプローチから部品の熱交換特性やエネルギー利用効率を向上させます。
アルミバインダージェッティング技術への トポロジー最適化適用 株式会社リコー 先端技術研究所 IDPS 研究センター 第四開発室 開発三グループ 辻 真人様
弊社は、従来の粉末積層造形技術に比べ、さらに高い生産性を実現するアルミバインダージェッティング技術の開発に取り組んでいます。また、AMならではの設計手法(DfAM)を活用し、高付加価値の部品設計にも積極的に取り組んでいます。本講演では、ToffeeXを用いてトポロジー最適化を行った事例と、その設計をもとに製造された冷却部品についてご紹介いたします。
クーリングプレートの 熱流体トポロジー最適化と3Dプリンティング技術 SOLIZE株式会社 デジタルドリブンエンジニアリング事業部 デジタルサイエンス部 塩田 直輝様
本事例では、ToffeeXを活用したクーリングプレートの設計から造形に至るまでの一連のプロセスをご紹介します。ToffeeXによるトポロジー最適化と、SOLIZEの3Dプリンティング技術とを組み合わせることで、最適化したクーリングプレートを実際に造形しました。さらに、実機で性能評価を実施することで、最適化による性能向上を確認しました。

熱交換器セミナー 2024年11月20日(水) 15:30~17:00 (受付開始時間 15:00~)

熱流体トポロジー最適化ツールを用いた 熱交換器の構造検討 プロダクト技術部 佐藤 充
ToffeeXは熱流体解析をベースとしたトポロジー最適化ソリューションであり、圧力損失の低減と熱伝達性能の向上といった、トレードオフ性能を両立する構造を算出します。本プレゼンテーションでは熱交換器を対象としたトポロジー最適化によるアプローチ事例をご紹介いたします。
“Engineering intelligence for thermal management : heat exchanger design use case” (熱マネジメントEI:熱交換器設計事例) NeuralConcept Ltd.社 Commercial Director Dr. Laurent D‘Alvis氏
近年、AIによる急激な変革が、エンジニアリングを含めた様々な領域で起こっています。このプレゼンテーションでは、EI:Engineering Intelligenceの事例として熱マネジメントにフォーカスし、様々な工業システムで重要なコンポーネントである、熱交換機設計の事例を紹介します。EIが熱交換器の設計と最適化にどのように革命をもたらし、エンジニアリングの革新と新たな基準となるのかを説明します。 ※本セッションは通訳者による逐次通訳付きの講演となります。

AI技術による3次元サロゲートモデルの構築 2024年11月20日(水) 13:30~15:00 (受付開始時間 13:00~)

Neural Concept Studio のご紹介 プロダクト技術部 第三課
製品の機能や特徴の紹介、そしてNCSを活用した製造業における設計・解析ワークフローの改革イメージについてご紹介いたします。
活用事例(1)  F1カー設計設計における空力予測モデル Neural Concept 社 Diego Gonzalez 氏 (日本語講演)
F1ではレース中の航続性能の向上のため、空力の最適化が非常に重要です。従来のCFDでは多くの計算コストを要する乱流解析、過渡解析をサロゲートモデリングし、外装設計を改善した例をご紹介いたします。
活用事例(2)  バッテリーハウジング設計における衝突、荷重変形予測モデル Neural Concept 社 Diego Gonzalez 氏 (日本語講演)
昨今、旺盛を見せる電気自動車開発においては、積載するバッテリーの衝突安全性の向上は重要なテーマです。 ドイツに拠点を置く老舗自動車部品サプライヤーであるMubea社が、NCSを活用してバッテリーハウジングの設計改善に取り組んだ事例についてご紹介いたします。

表面処理シミュレーション~電気めっき・電着塗装~ 2024年11月20日(水) 15:30~17:00 (受付開始時間 15:00~)

電気めっきシミュレーション ElsycaPlatingManagerのご紹介 プロダクト技術部 第五課 直井 篤
ベルギーElsycaNV社の電気めっきシミュレーションソフトElsycaPlatingManagerは、ラックマウント式の電気めっきに特化したシミュレーションツールで、工程検討業務に適用することができます。その概要と事例をご紹介いたします。
電着塗装シミュレーション ElsycaECoatMasterのご紹介 プロダクト技術部 第五課 直井 篤
電着塗装のシミュレーションソフトElsycaECoatMasterは、生産ラインにおける電着塗装工程をバーチャルで表現できるツールです。ホワイトボディの電着塗装における電流密度や塗装膜厚の分布を予測することが可能です。

aPriori(アプリオリ) 3Dコスティングで推進するエンジニアリング改革 ‐脱CO2とAI基盤構築戦略‐ 2024年11月21日(木) 13:30~17:30 (受付開始時間 13:00~)

aPriori-AIを活用して製造インサイトを提供する世界トップクラスの企業【同時翻訳あり】 aPriori Technologies, Inc. Senior Vice President,International Sales Scott Adams(スコット・アダムス)様
ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)がCレベルの経営幹部を対象に実施したグローバル調査によると、今年はコスト削減が最優先課題となっています。(#BCGの調査結果を探るhttps://lnkd.in/dzdu2Rtt) しかし、コスト削減の戦略は、部門レベルで独立して運用されることが多く、単に人員削減に焦点を合わせてしまうため、長期的にはうまくいかないことがあります。 企業全体で統一した戦略がないと、長期的な目標を実現するために短期的な目標を達成して、各部門の取り組みを一貫させる指示ができません。 この課題に取り組むため、製造業はコストエンジニアリングの責任を見直し、以下のような戦略で企業の「コスト文化」を推進しています:

1) AIソリューションを戦略的に適用してプロセスを変革
2) 「シフト・レフト」する考え方・マインドの採用
3) 製品設計者にコスト対応の権限を付与
4) 戦略的なイニシアチブに再度注力
aPrioriの戦略的方向性 - AI基盤の構築 【同時翻訳あり】aPriori Technologies, Inc. Chief Product Officer Fielder Hiss(フィールダー・ヒス)様
本プレゼンテーションでは、コスト、製造性、カーボンにわたる製造インサイト能力の拡大、ペルソナベースのソリューションの強化、データ、BI、そしてAI能力の拡大に向けた今後のアプローチに焦点を当てた、今後の製品方向性についてご紹介します。
デジタルトリプレットで描く製品サービスシステム(PSS)の未来  -サーキュラーエコノミーにおけるCO2削減とコストマネジメントの道筋- 株式会社オーツー・パートナーズ C&E Div. 執行役員・デジタルソリューション統括 青木 孝綱 様
本講演では、サーキュラーエコノミーの実現に向けたアプローチとして、デジタルトリプレットを活用した製品サービスシステム(PSS)の未来像を探求します。デジタルトリプレットは、実世界・情報世界・知識活動世界を融合し、製品ライフサイクル全体にわたって技術者の問題解決や価値創造を支援する概念になります。これにより、CO2排出削減と持続可能なコストマネジメント(≠ゴールなきコスト低減活動)を同時に達成する可能性が開かれます。
講演内では、まずサーキュラーエコノミーの主要概念とデジタル技術の融合について議論し、そして日本企業が直面する課題と機会について触れてまいります。さらに、日本の強みである "現場での気づきを知見に変える力" をデジタル技術と融合させる戦略について言及していきます。
aPriori を活用した原価企画活動 アルプスアルパイン株式会社 M&S原価革新室 室長 片寄 武則様 主幹 木田 忍様
アルプスアルパインでは、原価に関する課題解決・原価企画活動の強化として、aPrioriを活用した全社横断的な原価企画プロセスへの移行準備を開始しました。ここに至った背景とaPrioriへの期待や活用方法について紹介いたします。また、aPrioriの導入にあたってはトライアル評価(PoC)を経て導入を判断しました。全社横断的に進めてきたトライアルの内容と、aPrioriの導入を決めたプロセスや考え方についても紹介いたします。
失敗から学んだ「持続的な利用に必要なこと」村田機械株式会社様 クリーンFA事業部 第2技術部 主任 有友 幹雄様
アプリオリは、設計品質と部品調達の課題を解決するうえで必要です。しかしライセンス費用が高額であること、設計段階で原価をしっかり管理してこなかったことから、効果を実感できる人は多くいません。 効果を実感できなければ継続見送りとなります。そうさせないため、導入効果を実感させようと努力できる仲間を増やしてきました。有償トライアル、先行導入での失敗から、持続的な利用に必要なことを紹介いたします。
コスティングツールを活用するために検討すべきこと 【ディスカッション形式】 aPriori Technologies, Inc. ディレクター、アジアパシフィック・カスタマー・ソリューションズ 深津 昌俊 様/ SCSK株式会社 デジタルエンジニアリング事業本部 プロダクト技術部 顧問 高橋 明宏 課長 岩橋 玲子
本講演では、製造業において原価企画部門の業務経験がある「aPriori社 深津様」、自動車OEMメーカーにて原価企画部門並びにaPrioriソフト実務経験のある「SCSK 高橋」、そして長年にわたりaPrioriの技術領域に従事している「SCSK 岩橋」が登壇します。 このディスカッション形式の講演では、コスティングツールを活用する際に検討すべき重要なポイントについて焦点を当て、組織活動としてどのように効果を最大化するかを議論します。コスティングツール導入済み・検討中のお客様に、実際に役立つ知識が得られる場になることを目指しています。

AI Aided Engineeringカンファレンス ~AI活用によるデジタルエンジニアリングの高度化~ 2024年11月21日(木) 13:30~17:45 (受付開始時間 13:00~)

3D生成AIによる構造設計の現在と未来 東海国立大学機構名古屋大学 大学院工学研究科 土木工学専攻 准教授 西口 浩司 様
2022年以降、Dream Fusion(Google)、Magic 3D(NVIDIA)、Point-E(OpenAI)をはじめとする3D生成AI(text-to-3Dモデル)が続々と登場しています。ただし、自然言語・画像・動画に比べ3D形状のデータセット数は少なく、構造力学的な設計への適用は進んでいません。そこで当研究室では、スーパーコンピュータ「富岳」を用いた超多ケース・シミュレーションにより構築した構造力学的パラメータと3D形状がペアになったデータセットに基づく3D生成AI(parameter-to-3Dモデル)の研究を進めています。本講演では、研究の最新状況および構造設計の自動化と民主化を目指した今後の展開についてお話いたします。
エンジニアリング・インテリジェンスによる 設計サイクルの加速と開発の革新 Neural Concept 社 Laurent D’Alvise 氏
本セミナーでは、Neural Concept Studioは(以下NCS)設計サイクルの加速と革新的なエンジニアリングを実現するための「エンジニアリング・インテリジェンス(以下EI)」の導入についてご紹介いたします。EIはAIや機械学習MLを活用して、設計プロセスの効率化、最適化、新しいイノベーションを推進する技術です。NCSは単にサロゲートモデルを提供するツールではありません。サロゲートモデルをベースとしつつ、製造業における設計・開発において、AIと従来のエンジニアリングツール(CAE、CAD、PLM)を統合し、EIをシームレスに実用化し、製品開発を加速させることができます。
自律運転有限要素解析を用いた 塑性加工プロセスの自律最適化  東海国立大学機構岐阜大学 地域連携スマート金型技術研究センター センター長・教授 吉田 佳典 様
機械学習に基づく最適化アルゴリズムと有限要素解析を組み合わせた自律運転シミュレーション技術によって、制約条件のなかで最小のコストで与えられたミッションを実現可能な加工プロセスの自律最適化の事例を紹介します。当該最適化において蓄積されるビッグデーターを利用することで、成形可否条件(プロセスウインドウ)の自動探索、加工条件と加工品質の関係を視覚化しかつ再利用可能とするデジタルナレッジアーカイブの考え方について講演します
FORGE AI – Theory & Use Case TRANSVALOR社 José Alves 氏
本セッションでは、Transvalor社製CAEソフトウェアにAIを実装する研究取り組みとして、主に4つのトピックをご紹介します。 (1)グラフベースの3Dサロゲートモデルを使用した計算時間の短縮 (2)ユーザールーチンとしてANN(人工ニューラルネットワーク)を統合することによる複雑な材料モデルの実現 (3)ガウシアンプロセスに基づくマルチフィディリティ法の導入による最適化エンジンの改善 (4)LLM(大規模言語モデル)を活用したソフトウェアのUX向上のための操作支援AIの実現  ※本セッションは通訳者による逐次通訳付きの講演となります
デジタルツインでめざすモノ造りと 働き方革新による魅力ある職場づくり  トヨタ自動車株式会社 素形材技術部 鍛圧・焼結・樹脂成形技術室 GM 鈴木 一広 様
現実世界の設備・物をデジタル空間上で再現する「デジタルツイン」の技術を使い、工場の製造ラインにあるロボットの動作や製品の物理的な動きを再現することで、製造現場が抱える労働環境と製品品質の課題解消に加えて、エンジニアリングチェーン全体の革新を推進しています。今回SCSK様の全面的なサポートを受けて導入した「NVIDIA Omniverse」のモノづくりの活用と未来の期待について、当社アルミ鍛造ラインを事例に紹介します。
生成AIプロジェクトを企業で推進するためのポイント  株式会社Insight Edge セールス・コンサルティング部 リードコンサルタント 塩見 和真 様
昨今、様々な企業が自社業務やソリューションへの生成AI活用を目指した取り組みを進めています。一方で、日本国内においては、現場での生成AI活用が依然として進まない状況であり、生成AIプロジェクトの立ち上げや推進に課題があります。本セミナーでは、SCSKと住友商事内製エンジニア組織のInsight Edgeが協働で推進してきた生成AIプロジェクト事例を踏まえながら、プロジェクト推進のポイントをご紹介します。
AI活用によるデジタルエンジニアリングの高度化 プロダクト技術部 第四課 山田 悠太
近年、AIを活用した取り組みが増えています。ただ、AIの取り組みを進める中でデジタル環境・基盤が課題となり進捗が停滞するケースも増えています。本セッションでは、AIを活用したデジタルエンジニアリングの高度化の現況と今後を整理し、ソリューションを紹介します。

新世代鋳造に対応したMAGMASOFTソリューション 2024年11月21日(木) 13:30~17:00 (受付開始時間 13:00~)

最新のMAGMASOFT機能紹介及び最適化活用事例 プロダクト技術部 第五課 碓井 健也
鋳造プロセスシミュレーションソフト MAGMASOFTの機能紹介及び標準実装されている最適化機能を活用した事例をご紹介します。
ギガキャストに対するMAGMASOFTでの取り組み プロダクト技術部 第三課 野川 理尚
近年ギガキャストの注目度は上がっており、各社OEM及び大手ダイカスターがギガキャスト領域への参入を決定している。本セッションではギガキャストの動向およびそれに対するMAGMASOFTの取組・適用について紹介する。
MAGMASOFTを起点とした連成事例の紹介 プロダクト技術部 第五課 瀧下 雅彦
材料特性に大きな影響を与える要因の一つとして、材料の微細形状が挙げられます。材料開発シミュレーションソフトGeoDictを活用することで、メソスケールの様々な多孔質材料構造の生成を容易にし、それらの材料特性や機能を最適化することが可能となります。本セッションでは、GeoDictの概要、並びに、繊維形状・粒子形状の熱伝導フィラーを題材としたフィラーの形状最適化事例をご紹介いたします。
【既存ユーザー限定】国際ユーザー会情報共有 プロダクト技術部 第三課 野川 理尚
10月に開催予定のInternational MAGAMA User Meeting(MAGMA国際ユーザー会)で入手したMAGMASOFTの最新情報の共有を実施する。

Material Lab 2024 ~DXが実現する新時代の材料開発~ 2024年11月21日(木) 13:30~17:30 (受付開始時間 13:00~)

マテリアル分野における研究DXの取り組み 国立研究開発法人 物質・材料研究機構 出村 雅彦 様
AI時代に入り、材料分野においてもデータの重要性が増しています。NIMSはデータ中核拠点として、世界最大級の材料データベースを構築するとともに、日々の研究で生まれるデータを再利用可能な形に変換して管理・蓄積するシステムを開発し、運用を開始しています。さらに、これらのデータを利用するためのAI基盤の構築も進めています。講演では、NIMSの取り組みを中心に、材料分野におけるデータ駆動研究の進展をご紹介いたします。
次世代材料開発を支えるハイスループット熱物性マッピング 名古屋大学  大学院工学研究科 教授 長野 方星 様
高熱伝導フィラーやクラッド材など放熱材料の複合化が進む中、熱物性評価の重要性が増す一方で、その難易度も高まっています。本講演では、名古屋大学が独自に開発したロックインサーモグラフィ式周期加熱法を用いて、複合材料の熱物性および異種材料間の界面熱抵抗をマッピング評価する手法をご紹介します。さらに、炭素系複合材の初期疲労損傷を熱物性の変化から捉える寿命評価方法や、熱電材料およびスピンカロリトロニクスへの応用についても紹介します。
メソスケールシミュレーションによる新材料開発の適用例 プロダクト技術部 第二課 山田 一穂
材料特性に大きな影響を与える要因の一つとして、材料の微細形状が挙げられます。材料開発シミュレーションソフトGeoDictを活用することで、メソスケールの様々な多孔質材料構造の生成を容易にし、それらの材料特性や機能を最適化することが可能となります。本セッションでは、GeoDictの概要、並びに、繊維形状・粒子形状の熱伝導フィラーを題材としたフィラーの形状最適化事例をご紹介いたします。
量子コンピュータで変わる未来の新材料開発 株式会社Quemix 代表取締役CEO 東京大学 理学部物理学科 特任准教授 東京工業大学 科学技術創成研究員 特任准教授 国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 量子材料理論プロジェクト プロジェクトチーフ 松下 雄一郎 様
スパコンをも凌駕する圧倒的な計算速度が期待されている量子コンピュータですが、その出現により、もっとも早く実用的な効果が期待されているのが材料計算・シミュレーションの分野です。あと数年後に量子コンピュータが実用化されると目されている現在、素材メーカーが取り組んでおくべき研究開発の取り組みとは何かを先進的な事例とともに解説します。
クラウド型材料計算プラットフォーム「Quloud」のご紹介 株式会社Quemix 製品開発部 部長 岩田 潤一 様
「材料計算が初めての方でも扱いやすいサービス」をコンセプトに開発されたクラウド型材料計算プラットフォーム「Quloud」は、主要な第一原理計算ソフト、分子動力学計算ソフト、機械学習機能に加え、Quemixが自社開発した磁性材料シミュレーションソフトウェアを搭載しています。本講演では、サービスの特長・メリットをデモンストレーションを交えながら解説いたします。
マテリアルズ・インフォマティクスで実現する 材料開発の変革 プロダクト技術部 第四課 金子 貴大
サステナブル社会の実現に向け重要な役割を担うマテリアル産業ではマテリアルズ・インフォマティクスによる迅速な業務改革が求められております。 本セッションでは、材料設計向けAIプラットフォーム「Citrine Platform」を活用したデータ駆動型の材料開発手法をシミュレーションツールとの連成事例も交えながらご紹介いたします。

AIとHPCで進化するものづくりの未来 2024年11月21日(木) 13:30~15:30 (受付開始時間 13:00~)

SCSKのAI技術戦略 最新手法の活用とこれからの展望 先進技術部 技術開発課 富田 勇希
弊社では、AI領域の現場実装と大規模データ技術開発の研究開発に注力しています。 社内利用においては業務の効率化や新規ビジネスアイデア創出を狙い、全役職員が利用可能な生成AI環境(SCSK-GAI)を構築・導入しています。 また、社内文書等の独自データに基づく回答が可能な質疑応答システム開発にも取り組んでいます。 現在は、業務内容に応じた生成AI活用を可能とするため、特化型LLMの開発を行っています。 本講演では、SCSKの生成AIの取り組み内容と今後の展望についてご説明します。
SCSKのデータ利活用とデジタルツインに関する取り組み プロダクト営業部 副部長  藤田 航介
製造業は、顧客ニーズの多様化、地政学リスク、AI技術の革新により大きな変革を迎えています。この結果、製品ライフサイクルは一層短くなり、さらなる効率化が求められています。本セッションでは、SCSKのデジタルツイン技術を活用した、HPC、生成AI、NVIDIAの工場向けデジタルソリューション、開発プロセスの効率化を図るサロゲートモデルの自動化、CAE結果データ利活用などの取り組みについて解説します。
製造業におけるHPC/AI活用を加速させる インフラとは?  ~リソースの課題を解決し、最適なIT環境をご提案~ HPC&AIシステム部  藤木 亮輔、野崎 涼介
昨今の製造業におけるHPC、AIインフラ環境において、計算リソースの不足や複雑化する運用管理は大きな課題となっています。本セッションではこれらの課題に対して、SCSKが提供する高負荷対応データセンター「netXDC」、当部が取り組むクラウド活用によるハイブリッド環境構築サービスをご紹介します。さらには、HPC/AI環境におけるアプリケーション、インフラのリソース可視化等、業務効率向上を目的とするソリューションの取り組みについてもご紹介します。

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デジタルエンジニアリング事業本部 セミナー事務局

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