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導入事例 |小林製薬株式会社 様 GeoDictを用いた不織布のミクロ特性評価

導入前の課題

  • 実験にかかる人手と工数、コストを削減したい。
  • マクロな評価だけでなく、ミクロな構造の特性評価を行いたい。
  • 不織布の構造理解のために、新たな評価技術を構築したい。

「“あったらいいな”をカタチにする」をブランドスローガンに、医薬品や日用雑貨品のメーカーとして人々の生活・健康上の困りごとの解決と「快」の提供のための事業展開を行われている小林製薬株式会社様は、長年にわたり世の中にない製品を生み出し、新しい生活習慣づくりやニッチな新市場の創造を進められてきました。今回は、その中で衛生用品の素材開発に材料開発シミュレーションソフトウェアGeoDictを用いて、不織布のミクロ特性評価を行われた事例をご紹介いただきます。

事例 小林製薬株式会社 様 GeoDictを用いた不織布のミクロ特性評価
課題解決ソリューション

研究開発向け材料開発シミュレーション GeoDict

GeoDictは、リチウムイオン二次電池や燃料電池、全固体電池、フィルター濾材、複合材、構造部材/高機能材、織物、不織布などのさまざまな多孔質材料構造の生成を容易にし、それらの材料特性や機能を最適化できる革新的な材料開発シミュレーションです。FIB-SEM画像などの画像処理/読込や、幾何的パラメータ入力によるnm~mmスケール3次元構造の生成、幾何形状分析、性能評価のための幅広い解析機能を提供します。GeoDictのシミュレーションによるデジタルツインを、従来から行われている試料やテストピース有りきの材料開発プロセスと併用または置き換えをすることにより、新素材や高機能材料の開発を加速させます。