

開発元:Math2Market GmbH
GeoDictは、リチウムイオン二次電池や燃料電池、全固体電池、フィルター濾材、複合材、織物、不織布などのさまざまな多孔質材料構造の生成を容易にし、それらの材料特性や機能評価を最適化できる革新的な材料開発シミュレーションです。FIB-SEM画像などの画像処理/読込や幾何的パラメータ入力によるnm~mmスケール3次元構造の生成、幾何形状分析、性能評価のための幅広い解析機能を提供し、シミュレーションによるデジタルツインで新素材や高機能材料の開発を加速させます。
トピックス
- 2023/05/19お知らせバッテリー研究開発・製造向けソリューションページを追加
- 2023/01/27お知らせ【nanotech2023出展】出展者特集記事はこちらからご覧いただけます
- 2022/10/05お知らせ【ユーザーインタビュー】 株式会社日産アーク様 記事掲載のお知らせ
- 2022/09/22セミナーCAE Webセミナー複合材の研究・開発者様向け材料開発におけるミクロ構造シミュレーション GeoDict
- 2022/09/29セミナーCAE Webセミナー全固体電池/リチウムイオン電池の研究・開発者様向け材料開発におけるミクロ構造シミュレーション GeoDict
- 2022/11/16
2022/11/17セミナーGeoDictユーザー会2022 - 2021/01/05セミナー各種動画アップロード中(動画覧のリンク先からご覧ください)
- 随時受付中セミナー貴社向けGeoDictプライベート ウェビナーを開催
ユーザーインタビュー
リチウムイオン二次電池材料の解析とデジタルツイン構想
株式会社日産アーク様
昨今の、環境視点を意識したものづくりに欠かせない要素のひとつが材料技術です。株式会社日産アーク様は、日産自動車の研究開発部門で長年にわたり蓄積された材料の分析・解析技術を活かし、広く産業界に貢献するという企業理念のもと設立された材料分析会社であり、世界トップクラスの材料の分析・解析技術により、さまざまな材料開発コンサルティングサービスを提供され、自動車業界のみならずあらゆる産業界の課題解決に貢献しています。その高い分析技術を補い、さらに充実したサービスの提供を目指して、デジタル化を活用したものづくり支援に取り組まれていますが、その概要と活用事例のひとつとして「リチウムイオン⼆次電池材料の3D構造解析」をご紹介いただきます。
■ 導入前の課題
- SEM(走査電子顕微鏡)画像を数値化・定量化したい。
- 分析装置では困難な解析をシミュレーションで強化したい。
- パラメータスタディにより最適な条件の絞り込みをしたい。
■ 使用CAEソフトウェア
- 研究開発向け材料開発シミュレーション GeoDict

特長
GeoDictは、従来から行われている試料や、テストピース有りきの材料開発プロセスと、併用または置き換えをすることにより、新素材や高機能材料の開発プロセスを標準化し、開発にかかる膨大なコストや時間を大幅に削減することができます。

機能
GeoDict® は、これまで3次元CADシステムで生成することが困難であった様々な材料構造の幾何形状を簡単に生成し、コンピュータ支援により微視的構造が影響する様々な材料特性をシミュレーションします。
パラメータの入力と乱数により、様々な仮想材料の構造を生成することはもちろん、3D-SEMやFIB-SEMなどで得られた実際の試料のCT画像から3次元構造を再構築することも可能です。得られた構造は、独自のソルバーもしくは他社汎用ソルバーにて計算することができます。
<対象材料>
- 繊維複合材(ガラス/カーボン繊維強化プラスチック等)
- 不織布やフェルト
- 濾材/フィルタープリーツ
- リチウムイオン二次電池や燃料電池の構成材(GDL、MPL、CL等)
- DPFやセラミック(焼結材等)
- 織物基布やロープ
- フォーム材/発泡材/断熱材
- スポンジ(海綿)
- 紙
- 岩石
- 粒子最密構造
- (人の)肺
<特性予測・構造分析機能>
- 熱/電気伝導
- 圧力損失
- 機械的特性
- 細孔径分布
- 拡散
- 透過率
- 飽和度
- フィルター効率/フィルター寿命
- パーコレーションパス
- 表面積
- バブルポイント 等

動作環境
ハードウェア環境
CPU
2GHz(Intel® Xeon® または Core i7 プロセッサ)
物理メモリ
8GB(推奨: 16GB以上)
HDD容量
インストールには300MBの空き容量が必要(推奨: 40GB以上)
グラフィックス
- 画面解像度:1280 x 1024 以上、色:24-bit 設定
- 128MB以上のDRAMメモリを搭載するOpenGL 2.0以上対応品(256MB以上を推奨)
ソフトウェア環境
Windows環境
Windows 7 Professional, Enterprise, Ultimate SP1以降
Windows 8 または 8.1 Professional, Enterprise
Windows 10 Home / Pro ※Current Branch for Business (CBB)
※64-bit のみ対応
Linux環境
glibc 2.12 以上のLinux
(Red Hat Enterprise Linux 6.X または 7.X, SuSE 12, Ubuntu 12)
※64-bit のみ対応
動画
導入企業
開発元
GeoDict® (ジオディクト)は、欧州最大の応用研究機関フラウンホーファー研究機構で誕生した新材料開発のための総合パッケージソフトウェアで、開発元はドイツのMath2Market GmbHです。
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