
μCT画像読込やモデリングによる構造生成と
機能特性評価・可視化までを一気通貫で解決

開発元:Math2Market GmbH
GeoDictは、リチウムイオン電池やフィルターなどの多孔質材料の生成と材料特性の最適化を支援するシミュレーションツールです。画像読込/処理やパラメータ入力でのモデリングにより3D構造を生成し、幾何形状分析、性能評価を行うことで、新素材開発を促進します。
トピックス
ユーザーインタビュー User Interview
技術コラム
機能
GeoDict® は、これまで3次元CADシステムで生成することが困難であった様々な材料構造の幾何形状を簡単に生成し、コンピュータ支援により微視的構造が影響する様々な材料特性をシミュレーションします。
パラメータの入力と乱数により、様々な仮想材料の構造を生成することはもちろん、3D-SEMやFIB-SEMなどで得られた実際の試料のCT画像から3次元構造を再構築することも可能です。得られた構造は、独自のソルバーもしくは他社汎用ソルバーにて計算することができます。
<対象材料>
- 繊維複合材(ガラス/カーボン繊維強化プラスチック等)
- 不織布やフェルト
- 濾材/フィルタープリーツ
- リチウムイオン二次電池や燃料電池の構成材(GDL、MPL、CL等)
- DPFやセラミック(焼結材等)
- 織物基布やロープ
- フォーム材/発泡材/断熱材
- スポンジ(海綿)
- 紙
- 岩石
- 粒子最密構造
- (人の)肺
<特性予測・構造分析機能>
- 熱/電気伝導
- 圧力損失
- 機械的特性
- 細孔径分布
- 拡散
- 透過率
- 飽和度
- フィルター効率/フィルター寿命
- パーコレーションパス
- 表面積
- バブルポイント 等

動作環境
ハードウェア環境
CPU
64 ビット Intel® または AMD® マルチコア (32 コア) プロセッサ 推奨
物理メモリ
16GB以上のRAM(推奨: 32GB以上)
HDD容量
インストールには6.5GBの空き容量が必要(推奨: 1TB以上)
グラフィックス
- 8 GB VRAMを搭載したNVIDIAグラフィックカード 推奨
- OpenGL: 2.0以上
- CUDA:メモリが 2GB 以上かつ、GPU の計算能力が 3.5 以上の NVIDIA の 3D グラフィックスカード 推奨
※AI関連モジュール利用の場合のみ
ソフトウェア環境
Windows環境
Windows 10 Home/Pro (64 bit)
Windows 11 for Current Branch for Business (CBB)
Linux環境
glibc 2.17 以上の Linux (64 bit)
(Red Hat Enterprise Linux 7.X, CentOS 7, openSUSE 15.1, Ubuntu 18.04)
動画
導入企業
開発元
GeoDict® (ジオディクト)は、欧州最大の応用研究機関フラウンホーファー研究機構で誕生した新材料開発のための総合パッケージソフトウェアで、開発元はドイツのMath2Market GmbHです。
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