解析事例

プレス成形過程を考慮した金型剛性評価

プレス成形過程を考慮した金型剛性評価
解析時間

ADVENTURECluster標準マッピングツールcollaboを用いることで、プレス成形解析ソフトより得られた製品に生じる接触面圧を金型成形面に荷重条件として付与することができます。これにより、プレス成形時に金型に生じる負荷を考慮した強度評価が可能です。さらに強度解析後の金型の変形形状をプレス成形解析ソフトにインポートすることができるので、金型の変形状態を加味したスプリングバックの計算を行うことが可能です。ADVENTUREClusterが得意とする大規模なソリッド要素モデルのため、計算時間は高速です。

解析概要

解析対象 プレス金型
解析項目 静解析、熱伝導解析、Collabo
メッシュ総数/部品点数 6,418,266節点 1925万自由度/104部品
計算時間 55分:16コア
連成ソフト プレスソフト

プレス金型アセンブリモデルに対し、プレス時の加圧条件を与え静弾性・接触解析を実施し、結果および計算時間を確認しています。

金型

従来の課題/解析背景

金型アセンブリモデルのため規模が大きくなり、計算時間がかかる

解析ニーズ

ハイテン材の面圧を金型成形面に荷重条件として付与することで変形後の金型を再現したい
プレス成形工程において、金型に生じる負荷を考慮した強度を解析したい

メリット

ADVENTURECluster標準マッピングツールcollaboを利用して、プレスソフトの熱・圧力データを簡単にマッピングすることが可能
金型アセンブリモデルの高速計算が可能
さらに、その結果を「プレス成形シミュレーション」にマッピングすることで、スプリングバックへの影響を再現することが可能

実測では困難な断面の力の伝わりを確認可能
相当応力表示_x方向断面
+x:1/8
相当応力表示_x方向断面
+x:3/8
並列効率の良さから、マシンのポテンシャルをフルに生かすことが可能
Windows機(プリ・ポスト)
OS Microsoft Windows XP Professional x64
CPU AMD Opteron 252 (Dual-Core 2.6GHz)
メモリ 16GB
グラフィックス NVIDIA Quadro FX 3400
Linux機(ソルバ)
タイプ HP ProLiant BL280c G6
OS Red Hat Enterprise Linux Server release 5.3 (Tikanga)
CPU Intel Xeon X5570 (2.93GHz QuadCore)
メモリ PC3-10600 RDIMM 48GB (24GB/node)
インターコネクト 4X QDR InfiniBand
利用イメージ
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