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Prometheusを利用してKubernetesのモニタリング- Prometheus operator チュートリアル(パート3)

2024年度クラウドネイティブセキュリティおよび利用状況レポート

このチュートリアルでは、Prometheus Operatorを使用して、Kubernetes上でのPrometheus, Alertmanager, Grafanaの自動化デプロイを行います。Prometheus Operatorは、Kubernetesのオーケストレーション機能を活用し、メトリクスターゲットとサービスプロバイダの追加を自動化します。これにより、大規模な展開が容易になります。

Prometheus Operatorは、Kubernetes専用のアプリケーションであり、カスタムリソース定義(CRD)を広範に使用してコンテキスト固有のエンティティやオブジェクトを作成します。これにより、デプロイメントの設定、管理、最適化が行えます。

Prometheus Operatorを使用すると、以下のコンポーネントを含むKubernetes-Prometheusスタックの初期インストールと設定が行えます:

  • Prometheus servers
  • Alertmanager
  • Grafana
  • Host node_exporter
  • kube-state-metrics
  • ServiceMonitorエンティティを使用したエンドポイント自動設定メトリクス

また、Operator CRDとConfigMapを用いてサービスをカスタマイズし、スケールさせることができます。Prometheus Operatorは、Prometheusデプロイメント、ServiceMonitor、PrometheusRule、AlertmanagerなどのCRDを遂行します。

Grafanaダッシュボードの定義には、現時点ではPrometheus Operatorのカスタムリソース定義はありませんが、Kubernetes secretとConfigMapを使用して管理できます。Prometheus Operatorを使用すると、Kubernetesモニタリングスタックを宣言的で再現可能な方法で構築でき、スケール変更や変更が容易になります。

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