2024年度クラウドネイティブセキュリティおよび利用状況レポート
Kubernetes 1.31は多くの新機能と改善を含んでおり、特に注目すべきは11の機能強化がステーブル版へ移行し、新たに34のアルファ機能が追加された点です。
ステーブル化された主要な機能には、Kubernetes向けのAppArmorサポートが含まれており、セキュリティの強化が図られています。
その他、ポッドレベルのリソースリミット、KubeProxy Ingressの接続信頼性の向上などが挙げられます。
さらに、クラウドプロバイダーとの統合が削除されることで、Kubernetesはよりベンダー中立のプラットフォームへと進化を遂げています。
また、PersistentVolumeの削除保護機能強化や、新しいkubectlデバッグプロファイルの導入など、多岐にわたる機能が強化されています。