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事例| スーシー製造業 コスト管理ソフトウェアによる競争優位性の獲得

コスト・シミュレーション・エンジニアは、プロセスをより効率的にする方法を常に探しています。 私たちは、正確なコスト分析を維持しながら、効率を上げる機会を探し求めています。 しかし、生産を社外で行う場合、製品価格が決まるまで数日、時には数週間もかかってしまうことがよくあります。 これは、製品販売の勢いを失速させるだけでなく、顧客のスケジュールに悪影響をあたえ信頼を失います。

スーシーは、カナダに本社があるアフターマーケットメーカーで、スノーモービルやオートバイなど、モータースポーツ機器の部品を製造しています。スーシーは常に価格競争に挑んできましたが、製品の半数を中国で生産するようになってから状況が悪化しました。私たちは製品設計をしたあとで社内承認を受け、図面や仕様などの情報を中国にある生産部門へ送ります。中国の生産部門から、最終的なコスト見積りを受け取れるのは7日後で、お客様に価格提示するには、さらに社内の価格承認プロセスを経なければなりません。私たちがお客様に見積が提示できるようになるには、9~10日が必要な状態でした。

製品原価管理ソフトウェアの選択

開発と価格設定サイクルを短縮するための第一歩は、製品原価管理ソフトウェアを探すことでした。開発と価格設定のステップをインハウスで行うことで時間を節約し、競争上の優位性を高めることが出来ることが今回の調査で判明しました。そこで私たちは原価管理ソフトウェアの導入検討を始ました。私たちが求めたソフトウェアの機能は3つでした。

  • ・CADファイルを読み込む機能がある。但し、単なる図面が読み込めるだけでは意味がない。
  • ・プラスチック射出成型だけでなく、全製造プロセスで使うことできて尚且つ高い精度がえられる。
  • ・他のトップメーカーの導入実績があり、高く評価されている。


私たちはメーカーとして、年に250~300種類の部品を設計します。しかし、私たちはフォードやGMのような巨大企業ではありません。そこで、私たちが求めたのは、企業規模に関係なくユーザーを平等に扱ってくれる、ソフトウェアパートナーでした。

The aPriori Edge

aPriori を採用後、取引するサプライヤを減らすとともに、お客様の見積リードタイムを2.5日に短縮しました。膨大な時間を節約することで、私たちは短時間で製品を市場に出せます。又、お客様からの至急の見積があっても、私たちは電話一本で対応でき、競合他社より早く見積もりを提出できます。 私たちは削減できた時間をつかって設計を見直し、コストをさらに削減できるかどうかを確認することもできます。

著者

Marc-Andre’ Patry コスト・シミュレーション・エンジニア スーシーインターナショナル

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