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I-REC認定のプラットフォームオペレーターとして、日本の再エネ普及に貢献します

SCSKは、オランダに拠点を置くI-REC規格財団から、I-RECの普及を促進するプラットフォームオペレーターに日本企業として初めての認定を受けました。

I-RECは、北米のRECや欧州のGOと並ぶ国際的なエネルギー属性証明書の規格です。2023年6月15日時点で世界54カ国で展開しており、国際イニシアチブ(CDP、SBT、RE100)への報告にも利用できます。

エネルギー属性証明書は、いつ、どこで、どのように創出されたエネルギーなのか、その出所を示し、そのエネルギーを誰が使用したのかを第三者が確認できます(透明性)。そして、需要家は使用したいエネルギーを自由に選択でき(選択性)、エネルギーの所有者や使用する権利を明確にすることで(所有権の明確性)、再エネ証明書の二重使用といった不正行為を防ぐ役割を果たします。

SCSKが提供するEneTrack(エネトラック)は、日本国内のI-REC取引プラットフォームとして、I-RECの発行から移転(販売)、償却(使用)まで、日本の再エネ発電者や需要家企業のみなさまが、簡単に取引できるようにWebサービスで提供します。

I-RECの国際的な品質と規範を満たし、日本企業として初めてプラットフォームオペレーターとして認定を受けたSCSKは、EneTrackのサービスを通してI-RECの流通を促進し、日本の再エネ普及に貢献します。

I-REC規格財団(The International REC Standard Foundation)

I-REC規格財団の事務局長であり、RE100の技術諮問グループメンバーでもあるJared Braslawsky様より

「I-REC 規格財団は、SCSKが認定プラットフォームオペレーターとしてサービスを提供することを大変嬉しく思っています。そして、その活動が日本のI-REC市場の活性化として具現化される日を心から楽しみにしております」

The International REC Standard Foundation事務局長
Jared Braslawsky

レジストリオペレーター(Evident Ev Limited)

I-RECのコードマネジャー(規約管理者)兼レジストリオペレーター(登録簿管理者)であるイギリスに拠点を置くEvident社CEOのEd Everson様より

「Evidentは、SCSKがI-REC市場のファシリテーターとして参加することを歓迎し、今後のお互いの協力関係を楽しみにしています」

Evident Ev Limited
CEO Ed Everson

イシュア(ローカルグッド創成支援機構)

日本におけるI-RECの発行主体(イシュア)である一般社団法人 ローカルグッド創成支援機構 代表理事 大滝 精一 様より

「SCSKが日本におけるI-RECプラットフォームオペレーターの認定を受けましたことを、発行主体であるローカルグッド創成支援機構は歓迎いたします。 I-RECは電気の産地・電源種別といった電源属性を証明するため、需要家は地域貢献している発電所など応援したい電気を安心して選ぶことが可能になります。当機構は、ローカルにグッドな再エネが高く評価される仕組みであるI-RECを普及することで、地域共生型で追加性のある再エネを推進します。 SCSKのプラットフォームサービスはI-RECを必要とする事業者の利便性を高め、I-RECの市場を活性化するにあたって重要な役割を果たすものと考えています。日本のI-RECがより多くの方に利用されることを期待しています」

一般社団法人 ローカルグッド創成支援機構
代表理事 大滝 精一


※I-REC規格財団は、「I-Tracking規格財団」に名称変更しました。

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