ディシジョンの自動化を支援する
パワフルなルールエンジン
Progress Corticonは、業務上のディシジョン(判断)をありのままにモデル化し、誰が見てもわかり、どこからでもディシジョンサービスとして利用できるようにするエンドユーザーフレンドリーなBRMSです。

内部設計の段階で、ヒアリングをしながらルールをモデリングして単体テストを行い、モデリングが完了した時点でそのままアプリケーションとして利用可能になります。つまり、設計やコーディングの工程を極限まで圧縮した「つくらないシステム」を実現しているため、内部設計とコーディングの工程を大幅に削減できます。

特長 1洗練されたディシジョン・テーブル
わかりやすいディシジョン・テーブル上で、普段のビジネスで使っている語彙のみを用いてルールを記述していくので、まったくプログラムのコーディングが必要がありません。プログラミングが読めない業務ユーザーが、自身でルールを記述し、ルールのテストまで実施可能です。

特長 2登録したビジネスルールの論理チェックと圧縮機能
膨大な数のビジネスルールの妥当性を確認し、それが表すロジックが完全で、内部的に整合性が取れており、重複がないことを確認することは困難ですが、品質や効率を向上させるためにBRMSにとっては必須の機能です。
Progress Corticonなら、要件定義時や、設計時に設定したルールの論理性を1クリックで自動検証し、曖昧性や完全性、無限ループの発生を簡単に発見することができます。

曖昧性の確認
同じ条件、組み合わせにも関わらず判定が異なるものを検知

完全性の確認
条件の組み合わせを計算し、不足しているパターンを追加

論理ループの確認
ルール同士で論理的な無限ループが発生する箇所を検知

ルールの圧縮
条件として評価しなくて良い部分やまとめられる部分を効率化
特長 3システム品質向上の仕組み ~推論エンジン~
要素間の関連性を推論エンジンが把握するため、適切な順番で実行処理されます。
判定表

テスト結果

依存関係ダイヤグラム

特長 4システム品質向上の仕組み ~単体テスト~
モデリングが完了したら、即時に単体テストができるため、単体テストフェーズの高品質化と工数の大幅圧縮が可能になります。

特長 5既存システムとの柔軟な連携
開発したルールはWebサービスを利用できれば、あらゆる言語、BPM製品、ワークフロー製品、開発ツールとシームレスに連携可能です。

製品構成
製品構成イメージ

ライセンス名称 | 概 要 |
---|---|
Corticon Server | ルールエンジン本体。作成したルールをWebサービス化し、業務アプリケーションからのSOAP呼び出しに対し、ルールを実行し、判定結果を返す。 |
Corticon Studio | ルールを開発するクライアント製品。ルール登録、論理性チェック、単体テストをワンプラットフォームで実行可能。 |
Enterprise Data Connector |
オプション製品。ルール・エンジンから透過的にデータベースにアクセス可能。 |
提供形態(ライセンスモデル)
ライセンス名称 | 単 位 | 提供可能 |
---|---|---|
Corticon Server | Core | ○ |
Corticon Studio | User | ○ |
Enterprise Data Connector |
Core | ○ |
BRMS トータルソリューション |
- | ○ |
- 上記は予告なしに変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
提供形態(サブスクリプションモデル)
製品名 | 価格単位 | 提供可能 | |
---|---|---|---|
Corticon Server | Core | ○ | |
Enterprise Data Connector | Core | ○ | |
Corticon Studio 開発パック |
Corticon Studio | Named User |
○(※1) |
Best Tools for Corticon |
Named User |
○(※1) | |
Best Tools for Corticon EDC オプション |
- | ○(※2) |
- サブスクリプション・ライセンスはサポート料金を含んだ1 年間の期間限定ライセンスです。
- 上記は予告なしに変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
- 非本番ライセンス(待機系、開発用、検証用)で使用する場合、本番ライセンスの購入が前提となり、ライセンス、サポートともに定価の半額です。上記待機系中コールドスタンバイで使用する場合のみ無償です。(Corticon Studio は開発ツールのため非本番ライセンスの対象外です)
- Core : Corticon Server ライセンスに適用。上記単価にOS が認識するコア総数を掛けます。
- Named User(指名ユーザ):Corticon Studio ライセンスに適用( 原則1 人/1 マシン)。タイムシェア(1 ライセンスを時間制で複数人で使用)はできません。
- 1 Corticon Studio を新規で販売する場合、Corticon Studio1ユーザにBest Tools for Corticon(BT4C)1ユーザをバンドルし、「Corticon Studio 開発パック」としての販売となります。
- 2 Corticon EDC Server をご導入のお客様がBT4C でルール開発をされる場合に必要なライセンスです。
Cotricon Studio + BT4C + Corticon EDC Server をお持ちのお客様がご購入いただけます。Corticon EDC Server のライセンス数に関わらず1 ライセンスご購入ください。 - 3 BT4C のライセンス形態はCorticon のライセンス形態に合わせて下さい
(Corticon Perpetual ライセンスにBT4C Subscription ライセンスは付けられません)。ライセンス形態の変更もできません。