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【動画あり】DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?推進のポイント

昨今、色々な取り組みが進んでいますが、もともと人の歴史というのは、より良い姿を求めて、常に変革を目指して行くということの積み重ねです。その過程で何を使って変革を起こすかは時代時代によって全く異なります。例えば大昔であれば、石器から青銅器、鉄器というふうに道具の材質が変わっていったり、動力であれば人力で何かをしていたものが水力や蒸気機関、電気機関というふうに、より良い姿に行くための色々な道具が変遷を繰り返してきています。

最近の風潮としては、こういった変革の手段として、デジタル技術や情報通信技術を使用するデジタルトランスフォーメーションという言葉が非常によく聞かれるようになっています。このデジタル技術を使ってよりよい姿にするのであれば、必要な情報はすべてデジタル化される必要があります。 情報はデジタル化したら終わりなのか?例えば図面をスキャンして画像にしたらそれで終わりというわけではありません。

【データ活用】Aras Innovatorを核としたソリューション連携による価値創出 前編(15分22秒)

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目次

DX化の進め方・妨げる課題

デジタル化されたデータというのは、記録しておかなければどんどん消えてしまいますので、必ずどこかに溜めこんでおく必要があります。溜め込んで記録された情報を、必要な時に必要な形で取り出せなければ、全く意味はありません。またひとつひとつの情報を、取り出せれば良いわけでもありません。

DX推進に重要なデータ活用

本来情報は一つ一つで独立したり、完結してるものではなくて、情報と情報がそれぞれ関連し合ったり、つながりあったりし、互いに影響を与えあい、それらがどんどん変容して行くことで、より大きな意味を持つ形になります。

データが見つからない

色々な関係性のある情報を必要としている時に、デジタル化された情報だとしても、それが例えばファイルサーバーにある、このシステムにある、あのシステムにあるというふうに散在していたのでは、その誰かが欲しいものを探し回って、あちこち、さ迷わなければなりません。探すためにさ迷うということが習慣化してしまうと、次に何が起こるか。

探さなくなります。探しても見つかりづらいとか探すのが大変だということになると、探すのを諦めてしまう。そうなった瞬間、日々積み重ねてこられた情報というのは、すべて本来資産であるはずのそういった情報が、すべてストレージを圧迫する単なる負債になってしまう。だからすべての始まりとして、まずは探す場所、ここで迷わないように、できるだけ一つの場所にまとめる、情報を集めるということが非常に重要です。

DX推進の要となるデータ連携

集めることもやはり手段に過ぎない。なぜ集めるのか「情報を探しやすくするため」「取り出して利用できる」ようにすることが目的である。一つ一つ取り出せるというものでも不足していて、なにか任意の一つの情報があったら、そこを基点として、そこから関係するものが全て芋づる式に辿れる、そういった形でなければ、本来の誰かが必要な情報を必要な形で取り出すということは、絶対に難しいと言わざるを得ません。

とは言え情報が膨大にある中で、それを集めて、しかもそのつながりをちゃんと追いかけられるように、管理すると言うのは、人が生身でどうこうできるようなことではありません。そこでデジタル技術を使用します。それが、情報マネジメントシステムを使う一番の理由です。

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Aras Innovatorは、無償で利用開始することができる、誰にでも開かれたオープンなシステムです。さらにスライドに載せているようにあらかじめ、製品、商品、これが企画され、設計され、評価され、製造され、それを欲している誰かの手に渡って使われて、最後に廃棄されていくといったプロダクトライフサイクル全体を通じて、膨大に情報がやりとりされている。これらを管理するためテンプレートが最初から用意されています。

Aras InnovatorはPLMとして捉えていません。テンプレートとしてPLMと呼ばれるような情報の管理のあり方、これに対応できるとしてもAras Innovatorのテンプレートの形、これはあくまでも見本でしかなく、本質的には、Aras Innovatorの必要な形で情報を自由に組み立てて、そのつながり方、あり方というのを、それぞれの皆さんのニーズに合わせた形で構成するための自由なキャンバス、この柔軟性こそが、Aras Innovator最大の特徴です。

アイデア次第であらゆる種類の情報をマネジメントするためのプラットフォームとして使うことができる。この柔軟性に非常に富んだAras Innovatorは、情報マネジメントの手段として最良の選択肢の一つです。

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