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【動画あり】設計業務を大幅に効率化 自動化・連携おすすめのツール

あらゆる場所に情報が点在しており必要な情報が見つけられない、アプリケーションやシステムによって必要な情報の内容・形式が異なり上手く連携できない、といった課題を解決するため、データマネジメントシステム「Aras Innovator」を核としたさまざまなソリューション連携の仕組みを解説します。

【データ活用】Aras Innovatorを核としたソリューション連携による価値創出 後編(14分22秒)

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目次

計算プロセスの自動化で設計業務効率化を実現 pSeven

多種多様な計算プロセスを自動化し、新たな情報を創出するためのソリューション pSeven。 課題を解くために必要なモデルの事前加工、メッシング、ソルバによる計算、さらにその計算結果をもとにした別のソルバによる計算、さらに得られた結果からその内容を分析し、可視化するといった一連のプロセスの連なりを自動処理して行くためのソフトウェアです。

多彩な処理を自動的に流せるソフトウェアで、pSevenを使うと技術者はある決まった順番で処理をして行く連成解析、一定のルールでパラメーターを変化させながら最適の形状を求めて行く最適化の計算、計算結果を学習させることで、従来のソルバの代わりに高速で代理演算のできるサロゲートモデルを構築できます。このような価値をpSevenを使うことで、技術者は得ることができます。

無償で利用可能  エンタープライズ PLMソフトウェア Aras Innovator

Aras Innovator は、既存のシステムを置き換えることなく製品の企画・設計から製造、納品後のアフターサービスに至るまでのすべての製品ライフサイクルの各データをつなぐ「デジタルスレッド」を構築することが可能。過去の設計データや納品後の顧客の声を新たな製品開発に利用したり、サービス部門が設計や製造の情報を利用して、予防/保全を適切に実施することが可能です。

資料ダウンロード:「システムを業務に合わせる」 デジタルツインを構築 Aras Innovator

設計の効率化をするうえで直面する課題とは

解析技術者、生産技術者に、既存のシステム上に蓄えられた3Dモデルや図面、設計BOM等の情報が届いていますか? よくある課題として、システムのサイロ化があります。 本来はその人たちだけではなく、ほかの人たちもいろいろな情報を欲しがっているにもかかわらず、このサイロ化されたシステム、分断されたシステムの状態では、届くべき情報がその人たちに届かなくなります。 設計者にとってはこれを使って管理するということが日常であり、PDMが設計されている以上、非常に使いやすいはずです。それを全部別のシステム、例えばAras Innovatorに引っ越す必要はありません。

本当に必要なことは、今の便利な道具を捨てることではなく、あくまでも集めることは手段なので、必要な情報が必要なところに集まりさえすればいい。そのためにソリューション連携をすることが必要です。 それぞれのシステムの役割は、そのまま。やらなければならないことは、今までどおりで何をしなくとも、必要な誰かのもとに情報が届きます。

例えばPDMの中に登録されている設計プロジェクトに関する単位情報があったとして、PDMの中にある限りはその情報の寿命は終わってしまいますが、ソリューション連携によって特にユーザーが特別なことをしなくても、PDMの中に登録されたプロジェクトの情報が、Aras Innovatorに連携されます。

Aras Innovator側では、このプロジェクトの情報をさらにブレイクダウンして、例えばそのプロジェクトの進行管理のために新たに使っていくことができるようになります。

設計の自動化

例えばPDMの中のE-BOM、設計BOMですが、エクセルに出して、別の部署に渡すという場合、ひと手間ふた手間かかります。 Aras Innovatorと連携することで本来PDMの中で閉じてしまっていた設計BOMが次の工程の設計者に対して、工程設計のための素材や調達計画の素材、もしくは設備設計の素材といった今までとは異なる新しい役割を担うことができ、そして必要な姿へとどんどん変容を繰り返しながら、意義を広げていくといった価値が生まれていきます。
これが、Aras Innovatorと既存のPDMなどのシステムとのソリューション連携を通じて、私たちが創出したいと考えているテーマになります。

設計情報の連携で新たな情報を

設計者により創造された部品、必要な情報は3Dモデルや図面の他にもあります。例えば、加工方法、製造コスト、CO2排出量。 またPDMのの中には、とても重要な成果物として3Dモデル・図面ファイルといった設計、成果物が格納されていると思います。

これらはそれだけでも製品を生み出して行くための非常に貴重な情報ですが、本当に必要な情報はそれで終わりかというと、本当はもっと他に欲しい情報ってありますよね? 例えば、その部品はどうやって作ればいいのか。それを作ることで、どのぐらい環境に影響を与えるか?CO2排出量など本当に欲しいプラスアルファな情報として本来あるはずです。

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