BETTER PRODUCTS,
FASTER
マテリアルズ・インフォマティクス(MI)
を推進し材料開発の高速化を実現
Citrine Platformは、スマートなデータ構造管理と材料・化学分野に特化した人工知能(AI)を組み合わせて、製品開発を加速し、企業のR&D戦略を成功へと導くマテリアルズ・インフォマティクスソリューションです。AIモデルでの予測と実際の実験を繰り返して相互改善しながら最適解を目指すシーケンシャル・ラーニングのアプローチにより、従来の研究開発手法に比べ、およそ50-70%少ない実験数で目標となる材料特性の達成を目指すことが可能です。
トピックス
マテリアルズ・インフォマティクスとは
より少ない実験回数で
より良いパフォーマンスを実現
マテリアルズ・インフォマティクスは、略してMIとも呼ばれますが、データサイエンスや機械学習アルゴリズムといった情報科学を活用し、膨大な量の実験や論文データの中から新素材を探索するための手法です。
これまで研究者の経験や勘に頼っていた材料検討を、MIによる材料の絞り込みで高速化・効率化し、従来以上の性能改善を求められる新素材開発プロセスを、これまでの数倍~数十倍の速さにまで時間短縮することができる革新的な技術として期待されています。
Citrine Platformを活用したマテリアルズ・インフォマティクスが
サステナブルな材料・素材開発プロセスを加速し、ROIを向上させます
材料開発における機動力の向上
- 利益率の改善
- 製品開発/商品化の加速
- 市場シェアの拡大
- 迅速な顧客対応と契約数増加
研究開発のガイド
- 変化する供給や規制への迅速な対応
- 原材料費高騰に即した設計
- 変化する需要への対応
材料開発に必要な知識の体系化
- 知識/技術の継承
- 新規開発者の業務促進
- コア技術の効果的な活用
- コラボレーションの促進
動画
【Citrine紹介動画】マテリアルズ・インフォマティクスとCitrine Platform(3分34秒)
技術情報コラム
- 【第七回】マテリアルズ・インフォマティクスにおける自社開発vs外部プラットフォーム
- 【第六回】 マテリアルズ・インフォマティクス成功のカギとは?
- 【第五回】 Citrine Informatics社の金属材料開発における取り組みとマテリアルズ・インフォマティクス(MI)活用
- 【第四回】化学材料の研究開発におけるマテリアルズ・インフォマティクス(MI)
- 【第三回】CitrinePlatformのマテリアルズ・インフォマティクス(MI)が触媒の最適解となる理由
- 【第二回】マテリアルズ・インフォマティクス(MI)の電池材料開発への適用
- 【第一回】マテリアルズ・インフォマティクス(MI)の実用化を促進:MIプラットフォームCitrine Platform
ホワイトペーパー
AI Leading Requires Action
著:David Frazee 元 3M Corporate Research Systems Lab のVP。30年以上にわたり、デジタル技術や製品開発組織を率いてきた経験から、新素材の開発においても、既存製品の新たな顧客要求への対応においても、イノベーションにおいてはリーダーシップによる行動が不可欠であるという重要性を説いています。本稿では、素材と化学におけるデジタル・イノベーションのためのAIと新たなツールセットについて学び、経営幹部が製品開発にテクノロジーを活用するための戦略を策定し、早期に価値を定義する方法について解説します。顧客の要求はますます加速しており、リーダーになる(あるいはリーダーであり続ける)には行動が必要なのです。
事例
【金属】 初の市場投入に成功–3Dプリントによる高強度アルミニウム合金
3Dプリンティングでは部品のニアネットシェイプ製造が可能であり、廃棄物の削減や、続く溶接工程の省略に繋がります。また航空宇宙産業や自動車産業では軽量で、過酷環境での機械強度にも優れた合金が必要とされています。
3Dプリント用のアルミ合金も開発されてはいますが、強度が不十分なため用途は限定的です。ボーイング社とゼネラルモーターズ社の合弁会社である HRL Laboratories社では、航空宇宙用途でも使用できるほど高強度な3Dプリント用アルミ合金の開発に、Citrine Platformを活用しました。
【配合】 炭素繊維製造プロセスで使用する添加剤のAI駆動型開発
- データ点数ゼロからスタートして、AIモデルが炭素繊維用添加剤のレシピ提案に成功するまで5ヶ月
- 最初に作られたAI モデルは、従来の研究開発アプローチよりも有望な候補を特定する能力が 4 倍優れていた
- わずか3 回のシーケンシャルラーニングを繰り返しただけで、 AI モデルは既存の市販品と同等の結果を示すレシピを提案
【配合】 AIを活用して材料レシピから有害物質を除去
- 複雑な多相の配合における高精度なモデルを構築
- 82%の精度で毒性を予測するモデルを4週間で開発
- 高価な製品開発の前に、有害なレシピを除外
- 動物実験の削減
特長
スマートなデータ管理
Citrine Platformは、材料データを、調達から加工、特性評価まで、あらゆる文脈で取り込み、構造化し、保存することが可能です。冗長な実験を避け、関連するデータセットを素早く見つけることができます。
詳細はこちら材料開発に特化したAI
Citrine Platformは材料・化学分野向けに特別に開発されたAIを搭載しており、高性能な材料をより早く見つけることができます。AIモデルは、加工、組成、および合成のデータから材料の性能を予測します。これらのモデルは、目標を達成するために次にどのような実験を行うべきかを提案します。
詳細はこちらユーザーインターフェイスとワークフロー
Citrine Platformは、データやAIに直感的にアクセスできるグラフィカルなWebインターフェースと、データエンジニアやデータサイエンティストがワークフローを自動化できる柔軟なPythonクライアントの2種類のインターフェースを備えています。これらのインターフェイスを併用することで、チームは効率的にコラボレーションを行うことができます。
詳細はこちらセキュリティ
Citrine Informatics社はISO27001を取得しており、Citrine Platformはデータ、ドメイン知識、およびモデルを安全に保護します。 SaaSとして提供され、システムは容易に拡張可能です。
詳細はこちら適用分野
化学材料
バッテリー
金属&合金
コーティング, 接着剤, シーラント, エラストマー
開発元
Citrine Informatics社について
Citrine Informatics社は、データドリブンな材料開発のためのマテリアルズ・インフォマティクス・プラットフォームを提供するリーディングカンパニーです。2017 World Materials Forumにて「Start- up Challenge賞」、2018 AI Breakthrough awardにて、「Best AI-based Solution for Manufacturing賞」、さらには2020年、および2021年にCleantech 100を受賞しております。また、Citrine Informatics社はPanasonic、昭和電工、Lyondellbasell等、材料・化学業界で世界を牽引するアジア、北米、欧州の大企業との提携実績があります。
Citrine Platformは、スマートなデータ構造管理と材料・化学分野に特化したAIを組み合わせて、最先端の材料開発を加速し、製品ポートフォリオの最適化を促進します。
資料ダウンロード
- ※掲載されている製品、会社名、サービス名、ロゴマークなどはすべて各社の商標または登録商標です。
製品・サービスに関する
お問い合わせ・資料請求
ご質問、ご相談、お見積もりなど
お気軽にお問い合わせください。
プロダクト推進部
E-mail:eng-sales@scsk.jp お問い合わせフォーム