特長
スマートなデータ管理
データ取り込み
材料・化学分野のデータはデータソースやデータフォーマットが様々なため複雑です。
Citrine Platformには、自動データ取り込みを可能にする柔軟なPythonインターフェイスがあります。これらのツールを使用すると、外れ値を検出し、データをクリーンアップして修正することもできます。

データ構造
Citrine Platformは、GEMD(Graphical Expression of Materials Data)と呼ばれる独自開発されたデータ形式を使用し、調達から処理、特性評価に至るまでの材料データを解釈しやすい状態で保存します。その特性により、研究者が関連データを視覚的に確認することができます。データは表形式でも利用でき、フィルタリングや分析を行うことができます。

材料開発に特化したAI
Citrine PlatformのAIアプローチ
小さなデータセットに対応
Citrine Platformは、材料・化学分野で利用される小さくてまばらなデータセットでも機能するアルゴリズムを使用します。初期データポイントが30未満のプロジェクトへの取り組み実績もございます。

ドメイン知識の実装
Citrine Platformでは、化学式などの専門データから、Citrineの機能にて分子量などの関連する100以上の特徴量を算出できます。特徴量は学習データとして利用可能です。

逐次学習
Citrine Platformでは、逐次学習(Sequential Learning)の手法を採用しております。これにより、性能仕様を満たす新しい材料を見つけるために必要な実験の数を減らすことができ、製品開発を加速します。
このワークフローは、反復的なアプローチで機能するため、データセットが小さくまばらなプロジェクトで効果的です。

ユーザーインターフェイスとワークフロー
Citrine Platformは、「データ」、「AIモデル」、「サーチスペース」、「候補材料」の4つのワークフローで構成されています。


ノーコードAIモデル
チェックボックスの選択等で新しいAIモデルを簡単にノーコードで作成できます。Python APIを使用して、モデルをさらに調整できます。

サーチスペース
スライダーを使用して、各成分と処理パラメーターの上限と下限を選択できます。Python APIを使用してデザインスペースのセットアップすることもできます。

候補材料の視覚化
候補となる材料は、フィルタリング、色分け、ラベル付け、比較が可能です。研究者はこれらのチャートを使用して、次の実験アクションへとつなげることができます。

セキュリティ
ISO27001認証済み
ISO27001は、情報セキュリティ、サイバーセキュリティ、およびプライバシー保護のベストプラクティスをカバーする国際規格です。
Citrine InformaticsのセキュリティフレームワークはISO27001に基づいており、Citrineは2018年に ISO/IEC 27001:2013認証を取得して以来、毎年更新しています。情報セキュリティはCitrine Informatics社の最優先事項であり、継続的な改善に取り組んでいます。

運用上のセキュリティ
- 顧客データは保護されています
顧客データは、分類、保護、暗号化され、別々のリポジトリに保存されます。 - インフラストラクチャ管理
インフラストラクチャ、ネットワーク、およびデータへのアクセスは最小限に抑えられ、ベストプラクティスの認証システムで制御されます。 - 完全な分離と多層防御
各顧客のプラットフォームは個別の仮想プライベートクラウドとして構築されます。また、データはプラットフォーム上で暗号化され、クラウド-顧客端末間で転送されます。

- ※掲載されている製品、会社名、サービス名、ロゴマークなどはすべて各社の商標または登録商標です。
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