GeoDictユーザー会2022
2022.11.16(水) - 2022.11.17(木) 開催終了
![Neural Concept Shape](/event/2022/img/20221116.png)
この度、GeoDictユーザー会2022を開催する運びとなりましたので下記の通りご案内申し上げます。
日頃からGeoDictをご利用頂いているお客様および現在GeoDictの利用をご検討中のお客様向けにGeoDictのユーザー事例や最新機能をご紹介致します。
なお、プログラム内容等詳細は随時アップデートして参ります。
是非この機会に皆様お誘い合わせのうえ、ご来場賜りたく宜しくお願い致します。
GeoDict 製品紹介ページ
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セミナー概要
2日目 11/17 13:30~17:00(予定)
1日程のみのご参加も可能です
プログラム
開発元M2M挨拶
新機能紹介
SCSK
■発表要旨
GeoDictでは、昨今のトレンド技術やお客様のニーズに合わせたサービス提供の実現に向け、バージョンごとにアップデートを行っております。
本セッションでは、複合材、DRP、フィルター、電池の各領域においてGeoDict2023で実装される新機能についてご紹介いたします。
また、GeoDict2024以降で実装予定の機能についてご紹介いたします。
開発元事例紹介(DRP領域)
![画像1](/event/2022/img/20221116b.png)
「石油化学領域向け事例発表」
SCSK
■発表要旨
GeoDictではデジタル岩石物理学と呼称して、地層内の岩石構造を3Dモデル化し空隙を流れる石油や天然ガスの流動解析等を可能といたします。
今回は、ダルシー流ソルバーの実装によってこれまでの岩石の一部に着目したスケールから、コア全体まで拡大した解析をご紹介いたします。
また、昨今のCO2排出削減に関するアプローチとして、GeoDictによるCCS(二酸化炭素回収・貯留)研究のデジタル化についてもご提案いたします。
休憩
開発元事例紹介(複合材領域)
![画像1](/event/2022/img/20221116c.png)
「複合材/構造部材領域向け事例発表」
SCSK
■発表要旨
本セッションでは、3つの異なる分野の事例をご紹介いたします。
1.『GridGeoで積層造形用に格子構造を生成するための新機能』
2.『FoamGeoを使用した金属発泡体のデジタルツインの生成と、Identify Poresの結果を使用してFoamGeoをセットアップする新機能』
3.『長繊維強化ポリマー材料の3Dスキャンに対して、繊維と空孔の識別と分析から機械的特性の計算を含む全体的な解析』
お客様事例紹介
「複合材料の大規模データ生成と、伝導・力学特性を両立する構造探索AIシステム」
石川 潤・吉澤 玄 様
■発表要旨
膜・デバイスなどの複合材料の設計において、複数の性能(物性)を両立するために各材料のサイズ・形状・添加量・分散性などを最適化する必要があるが、これらの組合せは膨大であり実験的に網羅検討することは困難である。
そこで富士フイルムでは、
①シミュレーション上で炭素繊維・樹脂などの材料モデルを複合化し(xを生成)
②シミュレーションソフトGeoDictで複合材の性能を取得(y=f(x)でxからyを取得)
③得られた結果をAIで分析し入力条件にフィードバックする(yから次のxを選択)
という一連の工程をループさせ、最適化により高性能な構造を自動で探索するシステムを構築した。
本発表では、このAIシステムを熱伝導性・力学特性(柔軟性)の2性能を両立する複合材料の構造最適化問題に適用し、大規模な計算機クラスタを用いて3種の材料・11種の入力条件で生成した約10万構造の中から、効率的に最適構造を提案した事例を報告する。
開発元M2M挨拶
新機能紹介
SCSK
■発表要旨
GeoDictでは、昨今のトレンド技術やお客様のニーズに合わせたサービス提供の実現に向け、バージョンごとにアップデートを行っております。
本セッションでは、複合材、DRP、フィルター、電池の各領域においてGeoDict2023で実装される新機能についてご紹介いたします。
また、GeoDict2024以降で実装予定の機能についてご紹介いたします。
開発元事例紹介(フィルター、触媒領域)
![画像1](/event/2022/img/20221116d.png)
「フィルター/触媒領域向け事例発表」
SCSK
■発表要旨
GeoDict2023でアップデート予定の液滴の結合・分離シミュレーションや、
GUIのアップデートによる円筒型プリーツフィルターのモデリング機能をご紹介いたします。
特に新機能によって、液滴分離フィルターの効率向上とコアレッサの圧力損失低減について解析が可能となります。
また、シミュレーション実行のオプション機能として、マルチスケールろ過シミュレーションの自動化についてもご紹介いたします。
休憩
開発元事例紹介(燃料電池領域)
![画像1](/event/2022/img/20221116e.png)
「燃料電池領域向け事例発表」
SCSK
■発表要旨
GeoDictは、燃料電池の開発でも非常に多くの場面で活用いただいております。
今回は、典型的なGeoDict活用のワークフローに沿って機能をご紹介いたします。
GDLのµCT画像からモデルを再構築し、AIを活用して繊維とバインダーを区別させたり、電気伝導率計算や流体計算、水の含浸シミュレーションなど、多くの機能をご紹介いたします。その他にも、織物構造や金属フェルトを対象とした計算などもご紹介いたします。
開発元事例紹介(二次電池)
![画像1](/event/2022/img/20221116f.png)
「二次電池領域向け事例発表」
SCSK
■発表要旨
GeoDictは、リチウムイオン電池の研究領域で多くの方に利用いただいており、試作品の開発時間やコストの削減、内部プロセスの解明など、材料開発プロセスを大幅に改善することが可能です。
今回は、典型的なGeoDictのワークフローに沿ってGeoDictの活用方法をご紹介いたします。
nanoCT画像からモデルを作成し、デジタルツインを作成します。その後、レーザーピンチによる加工やレーザー焼灼による加工を模擬したデジタルプロトタイプを作成し、性能比較を実施しました。最後に、GeoDict2023で実装を予定している機能をご紹介いたします。
お客様事例紹介
「リチウムイオン電池のSi系負極材料の破断解析事例」
北川 勇人 様
■発表要旨
当社では、リチウムイオン二次電池に関するCAEを用いた充放電特性・劣化寿命予測・安全性予測の数値モデリングに取り組み、バッテリー設計開発等の課題解決を支援しております。
近年、理論容量の高さのため負極材料としてSi系材料が注目されておりますが、Li反応に伴う大きな体積膨張がサイクル特性を低下させることが課題となっております。
本発表では、GeoDictを用いたSi系負極の3次元多孔質構造にける活物質膨張・破壊を考慮したサイクル特性予測モデルをご紹介し、破壊に伴う伝導パスの変化などの詳細な議論を行う予定でございます。
また、ナノスケール破壊解析として古典MD法によるLiSi合金の破断シミュレーション事例についてもご紹介をいたします。
オンラインセミナーの受講に際して
- WEBセミナーはコンピューターに限らず、スマートフォン・タブレットなどからもご視聴可能です。会社・オフィス以外からのご視聴も可能ですのでお気軽にご参加ください。
- 視聴方法:ブラウザまたはアプリケーションからご視聴可能(マイク・カメラは本イベントでは利用しません)
ご視聴までのフロー:Step1 WEB申込 →Step2 視聴登録用のURL発行/事前視聴登録 →Step3 視聴者様ごとの専用視聴用URL発行 → Step4 開催時間になりましたら専用視聴用URLからご視聴ください - 動作環境の詳細はこちら
- 事前動作テストはこちら
- 受信画像や、発表資料の撮影・録画(画面キャプチャを含む)、録音、保存、再配布は禁止いたします。
- ※予告なくセミナータイトル、プログラム内容が変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
- ※記載されている製品/サービス名称、社名、ロゴマークなどは該当する各社の商標または登録商標です。
お問い合わせ先
SCSK株式会社
製造エンジニアリング事業本部
プロダクト推進部
セミナー事務局
TEL:03-5859-3012
E-mail:eng-sales@ml.scsk.jp