CAE Webセミナー
全固体電池/リチウムイオン電池の研究・開発者様向け
材料開発におけるミクロ構造シミュレーション GeoDict
2022.09.29(木) 開催終了
2020年末、政府は地球温暖化対策の一環として、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指とし、再生可能エネルギー(以下、再エネ)に対する政策を打ち出しました。この中でうたわれている成長戦略では、再エネが一つの柱として掲げられ、蓄電池活用/蓄電池産業を成長分野と打ち出されています。また、これに合わせて自動車各社は電気自動車(EV)やハイブリット自動車(HEV)の開発も加速させるという記事が多く見かけられるようになりました。
弊社は2013年よりGeoDictを販売サポートを開始し、フィルター・触媒領域、複合材領域、燃料電池領域、2次電池領域、石油化学領域でご利用を頂いております。特に近年では二次電池領域でのご利用、お問合せが増えています。GeoDictの特徴である、ミクロレベルの構造物の生成、幾何形状分析、性能/特性解析を用いて、リチウムイオン2次電池/全固体電池での正極・負極・セパレーター、電解液、固体電解質の研究・開発分野でご利用頂いています。


そこで今回は、全固体電池および液系リチウムイオン電池に焦点を絞り、GeoDictの機能をご紹介すると共に、GeoDictにおける全固体電池/リチウムイオン電池での活用方法までご紹介いたします。
1時間程度のWebセミナーになりますので、お気軽にご参加ください。
【GeoDict製品概要】
GeoDictは、ミクロレベルの構造物を解析する機能が豊富に搭載されているソフトウェアです。
GeoDictの特徴は大きく分けて3つあります。
1つめは、解析で必要なモデルの作成機能です。
2つめは、解析モデルの幾何形状分析機能です。
3つめは、構造物の材料特性、性能解析機能です。
これらの機能を同一ソフトウェアで操作することができるため、作業効率が大幅に向上します。また、今までできなかった領域の解析を実現することで、様々な現象を可視化することができます。更には、従来の試料やテストピースを用いた材料開発プロセスと併用もしくは置き換えることで、開発コストの時間削減が可能となります。
※本Webセミナーは、2021年7月28日の一部再放送となります。
GeoDict 製品紹介ページはこちら
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セミナー概要
主催
SCSK株式会社
日時
2022年9月29日(木) 11:00~12:00(予定)
会場
オンラインセミナー(zoom)
対象
全固体・リチウムイオン電池の研究・開発に携わる方
参加費
無料
プログラム
*プログラムは予告なく変更される可能性があります。
11:00~11:15
リチウムイオン二次電池領域における活用方法
このセッションでは、GeoDictのモジュールであるBatteryDictを中心に活用方法をご紹介いたします。
BatteryDictは、電池の電気化学特性計算を実行し、セル電圧やイオン濃度分布を計算できます。
今回は業務の流れに即してGeoDictの説明を行いますので、ご利用イメージをお持ちいただけます。
BatteryDictは、電池の電気化学特性計算を実行し、セル電圧やイオン濃度分布を計算できます。
今回は業務の流れに即してGeoDictの説明を行いますので、ご利用イメージをお持ちいただけます。
①正極材の画像処理から3次元モデルを生成
②粒形分布などを計算するモジュールの設定、計算結果の確認
③細孔径分布やパーコレーションパスといった幾何形状分析モジュールの設定、計算結果の確認
④BatteryDictモジュールの設定、計算結果の確認
⑤BatteryDictの先進的な利用法として、リチウムイオンの挿入と離脱による膨張収縮のシミュレーションや全固体電池への適用方法をご紹介
②粒形分布などを計算するモジュールの設定、計算結果の確認
③細孔径分布やパーコレーションパスといった幾何形状分析モジュールの設定、計算結果の確認
④BatteryDictモジュールの設定、計算結果の確認
⑤BatteryDictの先進的な利用法として、リチウムイオンの挿入と離脱による膨張収縮のシミュレーションや全固体電池への適用方法をご紹介
11:15~11:35
全固体電池における活用方法
このセッションでは、GeoDictの様々なモジュールを使い、全固体電池の研究・開発用途での活用方法として、イオン電導性と電気伝導性を考慮した形状最適化のプロセスをご紹介いたします。
①正極材(負極材)形状をGrainGeoモジュールで仮想的に作成
高密度充填、様々な粒形の詰め込みなど、仮想モデルならではの機能をご紹介
②イオン電導性と電気伝導性の計算するConductoDictモジュールの設定、計算結果の確認
③屈曲度の計算するDiffuDictモジュールの設定、計算結果の確認
④マクロにより活物質の体積分率をパラメータにして複数モデル生成、及び伝導性計算を実行
高密度充填、様々な粒形の詰め込みなど、仮想モデルならではの機能をご紹介
②イオン電導性と電気伝導性の計算するConductoDictモジュールの設定、計算結果の確認
③屈曲度の計算するDiffuDictモジュールの設定、計算結果の確認
④マクロにより活物質の体積分率をパラメータにして複数モデル生成、及び伝導性計算を実行
11:35~12:00
質疑応答、ご案内など
オンラインセミナーの受講に際して
- WEBセミナーはコンピューターに限らず、スマートフォン・タブレットなどからもご視聴可能です。会社・オフィス以外からのご視聴も可能ですのでお気軽にご参加ください。
- 視聴方法:ブラウザまたはアプリケーションからご視聴可能(マイク・カメラは本イベントでは利用しません)
ご視聴までのフロー:Step1 WEB申込 →Step2 視聴登録用のURL発行/事前視聴登録 →Step3 視聴者様ごとの専用視聴用URL発行 → Step4 開催時間になりましたら専用視聴用URLからご視聴ください - 動作環境の詳細はこちら
- 事前動作テストはこちら
- 受信画像や、発表資料の撮影・録画(画面キャプチャを含む)、録音、保存、再配布は禁止いたします。
- ※予告なくセミナータイトル、プログラム内容が変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
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お問い合わせ先
SCSK株式会社
製造エンジニアリング事業本部
プロダクト推進部
セミナー事務局
TEL:03-5859-3012
E-mail:eng-sales@ml.scsk.jp