CAE Webセミナー
【お客様事例あり】AIを活用した画像処理をご紹介
~簡単な操作でAIを使い、GPGPUで高速処理を実現!~
2022.10.05(水) 開催終了
この度、AIを活用した画像のセグメンテーションについてセミナーを実施いたします。
材料特性を調べるために、撮影装置(CT/SEM/FIB-SEM/TEMなど)を用いた画像取得が一般的になりました。2次元断面画像を観察するだけでも、今まで得られなかった情報を入手でき、研究・開発に活かされています。最近では3次元画像を取得し、立体的な構造物を確認することも盛んになってきました。
しかし、今も昔も人の手を介して画像処理をするのが一般的です。具体的には、切取、回転、縮尺変換、ズレ補正、ノイズ除去、ヒストグラムなどを用いて行う2値化/3値化のようなセグメンテーション処理です。この処理次第で、出来上がる3次元構造の善し悪しが決まると言っても過言ではありませんが、難易度が高く、経験値が必要となります。
今回ご紹介するGeoDictは、液系/全固体リチウムイオン二次電池、燃料電池、ろ材、複合材、不織布、岩石などのミクロ構造を生成し、幾何形状分析、特性解析を行えるソフトウェアです。このソフトウェアには、画像処理を行い3次元構造を再構築する機能がございます。その機能の一つがAIを用いたセグメンテーションです。
本セミナーでは、この機能を紹介するとともに、GeoDictのユーザである日産アーク株式会社様より本機能を用いた事例をご紹介いただきます。また、AI処理には膨大な計算時間がかかるケースが多いため、日本HP様の協力を得て実施した、GPGPUによる計算時間のベンチマーク結果もご紹介いたします。
1時間と短いセミナーですが、内容は盛りだくさんとなっておりますので、どうぞお申込みいただきまして、ご参加頂ければ幸いです。
■こんな方にお勧めのセミナー
- ・設定した閾値による2値化、3値化の精度が低い
- ・ノイズが入ってしまう
- ・画像処理に詳しくなく、改善の方法が分からない
→AIセグメンテーション機能をご活用ください - ・GeoDictのAIセグメンテーション機能を使っているが計算時間がかかる
→GPGPUを用いたベンチマーク結果をご参照ください - ・FIB-SEM画像撮影時に発生するカーテン効果による筋を何とかしたい
→GeoDictのカーテンフィルターによる補正機能をご活用ください
■GeoDictとは?
GeoDictは、ミクロレベルの構造物を解析する機能が豊富に搭載されているソフトウェアです。
画像処理によるモデルの生成を含めて、大きく分けて3つの機能がございます。
- 1.解析で必要なモデルの生成機能
- 2.解析モデルの幾何形状分析機能
- 3.構造物の材料特性、性能解析機能
これらの機能を同一ソフトウェアで操作することができるため、作業効率が大幅に向上します。
また、今までできなかった領域の解析を実現することで、様々な現象を可視化することができます。
更には、従来の試料やテストピースを用いた材料開発プロセスと併用もしくは置き換えることで、開発コストや時間削減が可能となります。
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セミナー概要
・閾値での2値化、3値化が上手くいっていない方
・AIを活用した画像処理に興味がある方
・AIの計算速度を向上させたい方
プログラム
*プログラムは予告なく変更される可能性があります。
画像処理におけるGeoDict「AIセグメンテーション」の利用事例
特に画像の解析において、GeoDictのAIセグメンテーションがどのように使われて、どういった効果があったかご理解いただけるセッションです。
材料の研究・開発向けシミュレーションソフト「GeoDict」のご紹介
高速な解析業務をサポートするHPワークステーションのご紹介
島﨑 さくら 様
質疑応答、ご案内など
オンラインセミナーの受講に際して
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