イベント・セミナー
(2022年)

CAE Webセミナー
燃料電池の研究・開発者様向け
材料開発におけるミクロ構造シミュレーション GeoDict

2022.09.15(木) 開催終了

この度、燃料電池の研究・開発者様を対象にWebセミナーを下記の通り開催する運びとなりました。燃料電池は、環境問題の解決を期待されているクリーンな電池として注目されています。しかし、燃料電池を開発する上で、「ガス透過性」や「水管理」といった様々な課題があります。このような課題に対し、燃料電池内部の層をモデル化することが必要となってきます。

画像1


GeoDictでは、燃料電池内部の複雑かつ微細な層をモデル化・シミュレーションすることが可能です。GeoDictの特徴である、ミクロレベルの構造物の生成、幾何形状分析、性能/特性解析を用いて、燃料電池内部のガス拡散層や触媒層の研究・開発分野でご利用頂いています。1時間程度のWebセミナーになりますので、お気軽にご参加ください。

【GeoDict製品概要】
GeoDictは、ミクロレベルの構造物を解析する機能が豊富に搭載されているソフトウェアです。
GeoDictの特徴は大きく分けて3つあります。
1つめは、解析で必要なモデルの作成機能です。
2つめは、解析モデルの幾何形状分析機能です。
3つめは、構造物の材料特性、性能解析機能です。
これらの機能を同一ソフトウェアで操作することができるため、作業効率が大幅に向上します。また、今までできなかった領域の解析を実現することで、様々な現象を可視化することができます。更には、従来の試料やテストピースを用いた材料開発プロセスと併用もしくは置き換えることで、開発コストの時間削減が可能となります。

※本Webセミナーは、2021年6月18日の再放送となります。

GeoDict 製品紹介ページはこちら 

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セミナー概要

主催
SCSK株式会社
日時
2022年9月15日(木) 11:00~12:00(予定) 
会場
オンラインセミナー(zoom)
対象
燃料電池の研究・開発に携わる方
参加費
無料

プログラム
*プログラムは予告なく変更される可能性があります。

11:00~11:15

ガス拡散層における活用方法

ガス拡散層におけるGeoDictの活用方法を、ワークフローに沿ってご紹介いたします。
まず最初に、実画像ベースからの3次元モデル生成手法をご紹介いたします。
GeoDictはマイクロCTスキャン画像など積層画像から3次元モデルを容易に作成することができます。
最新の機能ではAIベースを用いて、バインダーと繊維を区別することが可能となっています。
幾何形状分析では、細孔径分布/繊維の配向/パスの確認などのご紹介を行います。
最後の材料特性・性能解析では、正極で特に問題になる排水の問題を解決するために、
含侵や流れ場解析などをご紹介いたします。
11:15~11:45

触媒層における活用方法

固体高分子方燃料電池の触媒層は、多量の白金が使用されており、生産コストが増加している側面があります。
そのため、低白金使用量で高性能を実現することが課題の一つとなっています。
GeoDictは、移流・拡散を考慮した粒子/分子の輸送シミュレーションが可能です。
本事例では、触媒層におけるカーボン担体と白金触媒の3次元モデルを作成し、
ナノスケールの形状因子が分子と触媒の接触に与える影響を解析しました。
この手法によるナノスケールな触媒層の最適形状検討事例をご紹介します。
11:45~12:00

質疑応答、ご案内など

オンラインセミナーの受講に際して

  • 予告なくセミナータイトル、プログラム内容が変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
  • 記載されている製品/サービス名称、社名、ロゴマークなどは該当する各社の商標または登録商標です。
※ 同業他社様からのお申込みはお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

お問い合わせ先

SCSK株式会社
製造エンジニアリング事業本部
プロダクト推進部
セミナー事務局
TEL:03-5859-3012
E-mail:eng-sales@ml.scsk.jp