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CVE-2026-39987 の最新情報:攻撃者はいかにして marimo を悪用し、HuggingFace 経由でブロックチェーン・ボットネットを展開したのか
2026年4月、Pythonノートブック「marimo」の脆弱性(CVE-2026-39987)公開直後から、Sysdig TRTは複数の高度な攻撃を観測しました。
主な攻撃内容
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認証情報の窃取: 環境変数や設定ファイルから、AWSやOpenAI、データベース等のキーを収集。
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横展開: 奪取した認証情報を用い、PostgreSQLやRedis等の内部インフラへ迅速にピボット。
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マルウェア展開: HuggingFace Spacesを悪用し、「VS Code」に似せた名前でマルウェア「NKAbuse」の亜種を配布。これはブロックチェーン(NKN)をC2通信に利用するGo製バックドアです。
防御側の教訓
脆弱性公開から悪用までわずか10時間足らずであり、AI/MLインフラが格好の標的となっています。対策として、marimoの最新版への更新、認証情報のローテーション、およびシステムコールレベルでの振る舞いベースのランタイム検知の導入が不可欠です。