各拠点にPanzuraを設置し、クラウドストレージをファイルサーバとして利用することで、すべての拠点から全く同じファイル、フォルダを利用できます。
また、Panzuraの高速化機能により、地理的に離れた拠点であっても、ローカルファイルサーバと同等の速さでファイルを共有することが可能になります。
拠点の数だけ、ファイルサーバを保有し維持するためにコストと運用工数がかさむ
拠点間のファイル共有に別の仕組みが必要となり情報漏えい、セキュリティリスクが高まる
拠点ごとの災対コスト、ファイルサーバの運用負荷が激減
ローカルスピードを維持しながら、拠点間で快適かつ安全なファイル共有
複数データセンターにデータを複製するため(※)、万が一、あるデータセンターが機能しなくなった場合でもファイルサーバを利用可能です。従来以上に堅牢な災害対策を実現できます。
Panzuraは、ハイエンドNASからの置き換えでもストレスを感じさせない高速なデータの送受信を実現します。Panzura筐体のローカルキャッシュは大容量のSSDを備えており、さらに重複排除や差分転送機能など、データ通信量を大幅に削減する仕組みを有しているためです。
また、PanzuraはSMB(CIFS/NFS)のファイルサーバとして動作するため、エクスプローラーによるフォルダ表示や検索など、ユーザからの操作性は従来のファイルサーバと全く同じです。
ユーザ管理にはActive Directoryを利用するため、従来のファイルサーバの運用ポリシーも継続利用できます。
地理的に離れた拠点間で大容量CADファイルを開く場合、距離による遅延問題が大きな課題であり、従来はファイル転送ツール やWAN高速化装置などの仕組みを利用して転送時間を短縮するしかありませんでした。
Panzuraはグローバルファイルロック機能を有しており、海外拠点とあたかも同じ場所でファイルを開いているかのように、大容量のCADファイルを高速かつ安全にファイル共有させることが可能です。
3,000Km離れた拠点で、6.3MBのSOLIDWORKS 三次元CADファイルを開く際に通常約20分かかっていたところ、Panzura導入後は約40秒と大幅に短縮できました。
また、Dassault Systèmes SOLIDWORKS、Autodesk Inventor・AutoCAD・Revit・Civil3D、Siemens PLM Software NX、Bentlely Systems MicroStation、PTC CreoなどのCADアプリケーションに効果を発揮します。