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Vectorで遊ぶ

OpenShift Loggingは以前はEFK (Elasticsearch, Fluentd, Kibana)スタックを使用していましたが、現在はLoki Vectorスタックを標準で利用するようになっています。
ElasticsearchとFluentdはそれぞれ2022年7月と2023年1月に非推奨となりました。
VectorはDatadog社によって開発されたデータ転送処理ソフトウェアで、Source、Transformer、Sinkの3つのコンポーネントを利用してデータの転送処理を行います。
この記事では、Vectorを使用してクラスタ内に受信側となる別のVector podにログを転送し、ファイル出力する設定で構成する方法を紹介します。


Vectorによるログ収集はメモリバッファを使用し、ディスクバッファと比較して高速で動作し、リソース消費が少なく、ログの消失リスクが低いというメリットがあります。
ただし、強制終了時に少量のログが転送されずに消失するリスクがあるため、特定の要件に合わせて構成を調整する必要があります。
Vectorの設定ファイルでは、kubernetes_logsソースとjournaldソースを使用し、基本的な加工を行い、受信側Vectorへのhttp sinkを設定しています。

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