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OpenShiftでプロジェクト単位でEventログをPodログとして出力するPodを作成する

Kubernetes/OpenShiftのEventログはデフォルトで1〜3時間のTTLが設定されており、ログ基盤への集約が直接行えないため、Eventrouterを用いた対応が一般的です。
しかし、Eventrouterはクラスタ管理権限がない環境やマルチテナント環境では利用困難であり、複数のnamespaceのEventログが一括で出力されるため権限管理上の問題があります。
これを解決するために、namespace内でEventログをPodログとして出力するPodをデプロイする方法が提案されています。
この方法では、ose-cliイメージを使用し、oc get event -wコマンドをループ実行することでEventログをPodログとして出力します。
デプロイメントのスケールアップでPodを起動し、oc logsコマンドでログ出力を確認できます。
このアプローチは簡易的なものであり、Pod再作成時にログの重複出力などの問題が発生する可能性がありますが、APIアクセスにはServiceAccountが自動で利用されるため、設定ファイルやtokenを明示的に指定する必要はありません。

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