2021年3月31日より、AWS上でRed Hat版のKubernetesであるOpenShiftのマネージドサービス「ROSA（Red Hat OpenShift Service on AWS）」の提供が開始されました。
ROSAは、AWSコンソールから直接契約できるため、手軽にマネージドサービスを利用できる点が特徴です。
このサービスは、オンプレミス環境や他のクラウド環境でのOpenShiftと同じ運用知識で利用可能です。
利用開始にあたっては、AWS CLIのセットアップ、ROSAの有効化、ROSA CLIのダウンロード、Red Hat周りの準備、CLI周りの準備が必要です。
ROSAでは、クラスター作成後に管理ユーザーを作成し、`oc`コマンドでログインします。
Worker Nodeの追加はMachinepool概念を介して行われ、AWSサービスのクォータ確認や、必要に応じてクォータの調整が求められます。
最後にクラスターの削除は`rosa delete cluster`コマンドで実行します。