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Kubernetes 間をプライベートなネットワークで接続する Submariner

Red HatのKubernetes Cluster管理製品、ACM(Advanced Cluster Management)バージョン2.2から、Submarinerというテクノロジープレビューが利用可能になりました。
Submarinerは異なるKubernetesクラスター間を結ぶオーバーレイネットワークを提供するコンポーネントで、クラスター間でKubernetesのService名を解決するLighthouseプロジェクトとセットで使用されます。
使用するには複数の条件があり、ACMのHubが動作するOCP 4.5以上、接続されるクラスターはOCP 4.4以上、各クラスターのPodやサービスCIDRが重複していないことなどが必要です。
SubmarinerはGateway Engine、Broker、Route Agent、Service Discovery、Lighthouse Agentなどのコンポーネントから成り立ち、異なるクラスター間の通信を実現します。
また、ClusterSetという2つ以上のクラスターで構成されるグループ概念を導入し、Serviceを他のクラスターに公開するにはServiceExportオブジェクトを作成します。
Submarinerにより、地理的に離れたKubernetesクラスターの透過的な利用が可能となり、分散環境でのKubernetesの利用が進むことが期待されます。

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