用語解説「セキュリティ監視とは?」
近年、サイバー攻撃のニュースを聞く機会が増えてきています。これはサイバー攻撃によって被害に遭う企業や人、金額が多くなってきているために社会へのインパクトが大きくなってしまっていることが理由の一つです。
この攻撃に対するセキュリティ対策として企業でもさまざまな対策を行っていますが、その対策の一つとしてセキュリティ監視があります。
セキュリティの監視とは?
セキュリティ監視というのは、セキュリティ対策であるファイアーウォールなどのログや、サーバ上のセキュリティ対策のデータを可視化して把握する事により、仮に不正アクセスなどが発生した場合にすぐに対応が取れるようにしておくことをいいます。
具体的には以下のような対策の可視化になります。
- ファイアーウォール
- 侵入検知システム(IDS)
- 侵入防止システム(IPS)
セキュリティの監視が必要になってきた背景としては、年々多様化しているサイバー攻撃がありますが、従来の攻撃手法に加えて新しい手法も次々に発見されており、社内の担当部門でも逐一対応していくことが難しくなってきていることも事実です。
こういった多様化する攻撃に対して、現在セキュリティ監視を行うことの必要性が増してきています。例えば、部分対応で対策を取るのではなく、対策に関するログ収集、ログ蓄積、ログ分析というところまでを実施することで、企業の状況把握と今後の対策の強化を効果的に実現できるようにするということです。
大きい組織であればあるほどシステムは大きくなり、攻撃対象としても狙われやすいですのでセキュリティ監視は重要ですが、中小企業も等しく対策は求められています。
セキュリティ監視を含めた可視化ソリューション
キーサイト・テクノロジーの製品では、セキュリティ監視だけでなくネットワーク機器、通信キャリアやサービスプロバイダーのネットワークテストソリューション、およびネットワーク可視化ソリューションを提供しています。
ネットワーク監視のアクティブモニタリングを実施できるHawkeye、サイバー攻撃アプライアンスのThreatARMOR、ネットワークモニタリングスイッチのVisionシリーズなどさまざまな製品があります。
ご興味がある方は、キーサイト・テクノロジーのページをご覧ください。
プロフィール
南波真之(なんばさねゆき)
新卒でWordPressのトップ企業に入社し営業、マーケティング、ディレクションを経験、その後SaaSサービスを開発、提供する会社にてパートナーセールスを行いながらWeb、営業、マーケティング、SaaSなどの情報発信を続けている。