コラム/技術的な情報

用語解説「ネットワーク性能測定」

 ネットワークやサーバーの性能は常に測定しておく必要があります。
 それは、ネットワークやサーバーの性能が企業のサービスや生産性に大きく関係しているためです。

ネットワークの性能測定の重要性

 例えば、リモート会議や社内コミュニケーションツール、業務で使用するツールなどはネットワークに問題が発生していると遅延や切断などといった問題が発生し、仕事において非常に大きな影響が発生してしまいます。
 社内での会議であればまだしも、お客様との商談の際に発生してしまったり、緊急性を要するコミュニケーションの場合に遅延が発生してしまったりということでは、スピード感が必要なビジネスにおいては大きく不利になってしまいます。

 さらにサーバーなどの問題が発生すると、提供するサービスにも大きな影響が出てしまうことも考えられます。これによる実際的な不利益に関しては想像以上に大きくなることが予想されます。

 そのため、ネットワークの性能を測定することは未然にネットワークのパフォーマンスを把握し、遅延や切断などのリスクを防ぐために必要不可欠な対応です。

 ネットワーク性能測定の際には、いくつかのポイントがあります。
 1つ目は転送速度です。一定時間でどのくらいのデータを送受信できるかという指標で、この速度がネットワーク利用の際の快適さを表します。
 2つ目は、レイテンシー(遅延)です。こちらは、データの転送にどのくらいの時間を必要とするかという指標で、この遅延が大きいとネットワーク性能が悪いということになりますし、顕在化し始めているネットワークのリスクということがいえます。

 こういったことから、ネットワークの性能を測定するためになるべく「簡単で信頼できる」方法、「手間をかけずにアプリケーションを利用できる」方法が必要とされているのです。

 キーサイト・テクノロジーのHawkeyeは、そういった課題を解決するための、ネットワークKPIによるエンド-エンド間の通信量、遅延、パケットロス、スループットを定期的に測定し、問題発生箇所の特定、計測値の定量化を行い、ネットワークの稼働状況を的確に把握、管理することができる製品です。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。
Keysight Hawkeye

プロフィール
南波真之(なんばさねゆき)
新卒でWordPressのトップ企業に入社し営業、マーケティング、ディレクションを経験、その後SaaSサービスを開発、提供する会社にてパートナーセールスを行いながらWeb、営業、マーケティング、SaaSなどの情報発信を続けている。

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