技術ビジョン2030
「デジタルオファリング集団への変革」
デジタル技術の急速な進化・拡大により、企業や社会を取り巻く環境は変容し、企業活動や社会生活におけるデジタル技術の活用が不可欠な時代になっています。
SCSKグループは、先進デジタル技術の活用と蓄積してきた知見・ノウハウの知財化によって、新たな価値創出・事業開拓を実現していきます。さらに、共創ITカンパニーへの取り組みに向け、先端技術の研究開発から事業実現までの幅広いステージにおいてステークホルダーとの共創を強化します。
また、これらの取り組みを支える高度デジタル人材の獲得・育成やデジタル技術領域におけるパートナーリングの推進など、デジタルケイパビリティの強化・拡充にも取り組みます。
SCSKグループは、このような取り組みを通じ「デジタルオファリング集団への変革」を目指し、3つの目標を掲げて技術戦略を推進していきます。
デジタルオファリング
事業比率70%以上の実現
AI駆動型開発の100%適用
高度デジタル人材
10,000人への拡充
注力デジタル技術領域
お客様のビジネスの付加価値向上を実現する「AI/データ活用」、「UXデザイン」、「クラウドネイティブ」、
当社サービスの高度化・生産性向上を図りお客様のIT活用に貢献する「生産技術」、
ビジネスチェーンへの脅威に対応し安心・安全な社会を実現する「サイバーセキュリティ」
を注力領域として設定し、また今後利活用が期待される「先端技術」についても
将来的な事業化を見据えた技術開発を進めるなど、SCSKグループは、
デジタル技術領域において持続的な技術の獲得・提供を進めるための
技術投資をさらに強化します。

技術共創による先端技術の事業化推進
デジタル技術のスピーディな活用を実現するためには、新たな技術を早い段階から把握し、
事業活用に向けた技術開発を進める必要があります。
そのために事業化パイプラインを整備し、各ステージにおけるステークホルダーとの共創を推進します。
この事業化パイプラインでは、オープンイノベーションを基軸に、
研究機関・外部企業との共同研究やアライアンスにより先端技術の獲得を強化すると共に、
お客様との共創を加速させビジネスユースケースを検討しながら
プロトタイプを洗練させる実証実験を進めることで、
先端技術を活用した事業化を推進します。

デジタルオファリングビジネスを支える技術知財
デジタル技術の活用とこれまでに蓄積された知見・ノウハウを組み合わせた知財化を進め、
付加価値の高いソリューションを強化・拡充することで「技術ビジョン2030:デジタルオファリング集団への変革」を推進します。
また、全社横断的に知財を開発・活用するためのマネジメントを強化するとともに、
知財を“生み出す力”を企業文化として醸成する取り組みも進めていきます。

デジタルケイパビリティの強化・拡充
ビジネス・サービスの創出経験や専門技術知識を持つ高度デジタル人材の強化・拡充に向けた採用・育成施策を進めると共に、
デジタル技術領域における協業パートナーの拡大も推進し、デジタルオファリングにおける対応力を向上させます。



「2030年 共創ITカンパニー」の実現に向けた、SCSKグループの技術戦略をしめす「技術ビジョン2030」の詳細版PDFをダウンロードいただけます。