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Security Context Constrains(SCC)の適用プロセス on OpenShift

Security Context Constraints (SCC) は OpenShift で Pod の実行可能なアクションとアクセスを制御するリソースです。SCC の適用プロセスは以下の手順で行われます:

1. 対象の Pod に許可された SCC をユーザーやサービスアカウントを基に洗い出します。
2. 洗い出された SCC を Priority の高い順にソートします。
3. ソートされた順に、Pod の設定に適用可能な SCC が存在するかチェックします。
4. 最初に適用可能な SCC で Pod を作成します。この選択は Priority に影響されます。
5. 同じ Priority の場合、より制約が強い SCC が優先されます。
6. Priority と制約が同じ場合、SCC 名のアルファベット順によって優先されます。
7. 適切な SCC が見つからない場合、Pod は作成されません。

Priority の設定や Pod の設定が SCC の選択に大きく影響します。ビルトインの SCC で要件を満たせない場合は、カスタム SCC を作成する必要があります。また、SCC を複数設定しても機能や権限が組み合わせられるわけではないため、適切な SCC の選択と設定が重要です。

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