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ストレージオーケストレーターRook 0080 OCSの中のNooBaa(後半)

OpenShift Container Storage 4 (OCS) のデプロイは、OpenShift Web ConsoleのOperatorHubからOCS Operatorをインストールし、「openshift-storage」というプロジェクトにて実行されます。インストール後、Web Consoleから容易にOCSクラスター(Cephクラスター)の作成が可能です。デプロイにはRook-CephとNooBaaが自動的に展開され、概ね10分待つことでセットアップが完了します。

NooBaaの利用には、NooBaa CLIが便利であり、インストールはMac、Linuxそれぞれに対応したコマンドで実行できます。NooBaaはバックエンドのバケットが必要なGatewayであり、AWS S3バケットをBackingStoreとして設定し、BucketClassを作成することで、OpenShiftのアプリケーションから利用可能なバケットを作成できます。これにより、ObjectBucketClaimを用いてアクセス情報と共にバケットが作成され、OpenShiftのアプリケーションから利用できるようになります。なお、NooBaa bucket create コマンドも存在しますが、BucketClassを指定できないため、アプリケーションからの利用には適していません。

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