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OpenShiftのmust-gather

OpenShiftの「must-gather」コマンドは、クラスタの問題解析に必要な情報を収集するためのツールです。
このコマンドを使用すると、Cluster Operatorの情報やそれに関連するリソースのyamlファイル、Podのログなどが収集されます。
「oc adm inspect」というコマンドもあり、こちらは「must-gather」と異なり、直接情報収集を行います。
また、特定のネームスペースやリソースに関する情報の収集も可能ですが、アプリケーションのネームスペース情報は「must-gather」によるデフォルトの収集範囲外です。
解析を容易にするために、収集したyamlファイルを扱う「omc」 (OpenShift Must-Gather Client)ツールが存在し、「must-gather」や「inspect」で収集したデータを「oc」コマンド同様のインタフェースで操作できます。
Cluster Operator以外にも、特定のOperator向けに専用の「must-gather」イメージが提供されており、これを使って特定のOperatorに関連する詳細情報を収集することが可能です。

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