OpenShift 4をGoogle Cloud Platform (GCP) にInstaller Provisioned Infrastructure (IPI) 方法でインストールする際は、公式ドキュメント「第3章 GCPへのインストール」に従う。
しかし、2019年12月9日時点で、GCPのIPIインストーラにはバグが存在し、ドキュメント通りの手順ではインストールが正常に完了しない。
この問題はBugzillaとGitHubのイシュートラッカーで報告されている。
インストール前の準備として、GCPプロジェクトを新規作成し、必要なAPIサービスを有効化、Cloud DNSにManaged DNSゾーンを追加、リソースリミットの緩和申請を行う。
サービスアカウントを作成し、インストーラからの参照用にサービスアカウントキーをJSON形式で準備する。
インストール時の問題発生時は、`oc`コマンドを使用してトラブルシューティングを行い、`oc adm must-gather` コマンドでクラスタ全体の情報をダンプすることが推奨される。