【2025最新】サイバー攻撃とは?種類と対策をわかりやすく解説
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JavaScript(ジャバスクリプト)とは、Webサイトに「動き」をつけるためのプログラミング言語。主にWebブラウザ上で実行されることで、Webサイトで複数の画像をスムーズに切り替えて表示したり、入力フォームをアシストしてくれたり、といったことが可能になる。よく混同される「Java(ジャバ)」とは役割や機能が全く異なる。
JavaScript(読み方:ジャバスクリプト)とは、Webサイトに「動き」をつけるためのプログラミング言語です。普段私たちが目にしているWebサイトの多くは、このJavaScriptによって、より便利で使いやすく作られています。
Webサイトを建物に例えてみましょう。文字や画像を表示する骨組みがHTML、色やデザインといった内装がCSSだとすると、JavaScriptは自動ドアやエレベーターのような「機能や動き」を担当します。JavaScriptがあるおかげで、私たちはただ情報を眺めるだけでなく、Webサイト上で様々な操作ができるようになります。
| 要素 | 建物の例え | Webサイトでの役割 |
|---|---|---|
| HTML | 建物の骨格(柱、壁、床) | テキストや画像など、コンテンツの構造を定義する |
| CSS | 内装や外装(壁紙、塗装、家具) | 文字の色、背景、レイアウトなど、見た目を装飾する |
| JavaScript | 自動ドア、エレベーター、照明 | クリックへの反応、アニメーションなど、動的な機能を追加する |
JavaScriptは、主にWebブラウザの中で実行されることで、Webページに様々な変化をもたらします。ユーザーがボタンをクリックしたり、画面をスクロールしたりといった行動(イベント)をきっかけに、あらかじめ用意されたプログラムが作動します。これにより、表示されている内容の一部だけを書き換えたり、計算を行ったりすることが可能です。ページ全体を再読み込みする必要がないので、ユーザーはストレスなく、スムーズで対話的なWeb体験を享受できます。
JavaScriptは、名前が似ている「Java(ジャバ)」 という別のプログラミング言語とよく混同されます。しかし、この二つは全く異なるものであり、技術的な関連性はほとんどありません。
| JavaScript | Java | |
|---|---|---|
| 主な用途 | Webページの動的な表現(アニメーションなど)、Webアプリのフロントエンド | テサーバーサイド、業務システム、Androidアプリ、大規模開発 |
| 実行環境 | 主にWebブラウザ | JVM(Java仮想マシン)上 |
| 言語の分類 | スクリプト言語(比較的習得しやすい) | オブジェクト指向言語(厳格なルール) |
| 一言で言うと | 堅牢なシステムを構築する建築家 | Webページに動きをつける職人 |
私たちの身の回りにはJavaScriptで実現されている便利な機能がたくさんあります。ここでは、その代表的な例をいくつかご紹介します。
Webサイトの上部にあるメニューボタンをクリックすると、隠れていた項目が滑らかに表示される動きは、JavaScriptによるものです。また、トップページで複数の画像が自動的に切り替わるスライドショーも、同様にJavaScriptで制御されています。
会員登録やお問い合わせの際、入力フォームが私たちをサポートしてくれるのもJavaScriptのおかげです。
例えば、郵便番号を入力するだけで住所が自動的に表示されたり、必須項目が未入力だと送信ボタンが押せなくなったりします。
X (旧Twitter) やInstagramなどのSNSで、「いいね」ボタンを押してもページ全体が更新されないのはJavaScriptの技術です。画面を下にスクロールしていくと、次の投稿が自動で読み込まれる「無限スクロール」も、裏側でJavaScriptが新しいデータを取得し、ページに追加しています。このようなページ遷移なしで通信を行う技術を「非同期通信」と呼びます。
Webサイトを利用していると「JavaScriptを有効にしてください」というようなメッセージが表示されることがあります。既述の通りJavaScriptはさまざまな動きを担っているため、インターネットを快適に利用するためには有効にしておくことが推奨されます。その一方で、JavaScriptの脆弱性を狙ったサイバー攻撃も確認されているため、サービス提供者はセキュリティ対策をしっかりと行うことが求められます。