フォーマット変換やデータ変換などの変換作業は、データの共有化やアプリケーション連携、オープン化などを推進するたびに随所で必要な作業です。ひとつひとつは小さな開発でも、実際には多くの時間を変換作業にかけています。
これまで当たり前だった、手組みプログラムによる変換作業。しかし社内の業務システムを統合していこうとする場合、この作業が大きな負担になってきます。
メインフレームからオープンシステムに移行する時のデータ移行や、分散されたアプリケーション間の連携を推進する際にデータ変換作業が必要になった場合、その都度データ変換のためのプログラムを組むとその場はしのげます。しかし、手組みのプログラムで細かな修正を重ねると、「仕様書がない」「担当者がすでにいない」といった理由でメンテナンスできない状況に陥りがちです。2007年問題が、その典型的な例です。
AnyTranは、固定長や可変長、XML、CSVファイル、SAP IDocなどといったさまざまなデータ・フォーマットに対応するデータ変換ツール。DB変換やデータ変換などにも使え、これまで手組みのプログラムで行っていた作業が、AnyTranで行えるようになります。
データ項目の四則演算、結合・分解、DBルックアップ、DB入出力、条件判断などさまざまな編集機能があり、これらの編集をマッピング・ツール「AnyMapper」で定義することで簡単かつノンプログラミングで実現することができます。AnyMapperはWindows GUIベースで非常に使いやすく、変換処理検証や仕様変更でのデータ項目の追加変更も簡単に行え、更には定義内容からエクセル・ベースの仕様書の出力も可能ですので、開発やメンテナンスの負荷とコストの削減が可能です。
入出力データの形式や項目の関連付け(マッピング)などの変換を行うための定義を作成する変換定義ツール:AnyMapperと変換定義に基づいて変換処理を実行する変換エンジン:AnyTranの2つのソフトウェアを提供しています。
入出力データのマッピングは、Windows GUIベースでドラッグ&ドロップにより簡単に行うことができます。変換エンジンは、最小限のリソースで非常に高速に変換処理を実行し、データ量や変換頻度により並列実行も可能です。
AnyTranは、サーバ版としての位置付けで、UNIXやLinuxなどJavaをサポートするあらゆるプラットフォームで動作します。 また、WindowsのクライアントOSのみで動作する、「AnyTran Desktop」があります。
AnyTran (バージョン5以上) |
AnyTran Desktop | ||
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動作環境 | 変換エンジン:AnyTran | Java | WindowsクライアントOS |
変換定義ツール:AnyMapper | Windows/Java | WindowsクライアントOS | |
制限(利用できない機能) | なし (全機能を利用可) |
DB入出力 DB検索 IDoc構造体インポート 並列実行 |