EDI化を推進している卸売業X社では、取引先毎のフォーマットの違いをJEDICOS専用ツールやCII専用ツール、個別プログラムで対応していたが、事業拡大にともない取扱商品取引を増やしたことによりEDIでの取引が100社を超え、専用ツールや個別プログラムによる対応の負担増加とEDI開始までに時間がかかりすぎることに悩んでいた。
そこで、汎用フォーマット変換ツールとしてAnyTranの導入を決断した。フォーマット変換をAnyTranで行うことで、EDI化比率をアップさせ、個別対応の開発を完全に排除しコストを削減することに成功している。また、新たに取引先が増えた場合や取引先のシステム再構築などによるフォーマットの追加や変更にもAnyMapperの変換定義を設定するだけで、すぐに対応できる仕組みを構築した。